2015年02月26日

アメリカからの訪問者:Full Sail University

2015年2月25日(水)に、Florida州にあるFull Sail UniversityのMs. Sara Merlin, Senior International Outreach Representativeがフルブライト・ジャパンのオフィスを訪問して下さいました。

Full Sail U.JPG

Full Sail Universityは、少し特殊な高等教育機関です。
エンターテイメントおよびメディア業界の技術訓練に特化した教育機関で、National Career-Related Accreditation団体のひとつAccrediting Commission of Career Schools and Colleges (ACCSC)※から認定を受けています。

※ National Career-Related Accreditationをもつ大学は、地域認定を受けている大学と異なり、ビジネスや技術訓練など特定の分野の教育を目的としているため、一般教養科目がカリキュラムに含まれていません。地域認定を受けていない学校の単位は、編入の際、互換されないことがありますので、ご留意ください。認定についてはこちら→http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college04.html#3

卒後の、エンターテイメント/メディア業界の即戦力となる人材育成をミッションとしているため、提供されている分野に関する施設が整っている事はもちろん、実践の機会にも恵まれています。

提供されている分野は・・・Computer Animation, Digital Arts & Design, Graphic Design, Media Design, Digital Cimenatography, Film, Film Production, Game Art, Game Design など。。。

Full Sail U の学位プログラムは、通常の大学よりも学位取得までの時間が短くなっています。例えば、学士号取得にかかる期間は、最短で2年と短くなっていますが、冬・春・夏休みが、一般的な大学と比較すると短く、1年中、授業が行われているそうです。また、週の授業時間数がなんと40時間・・・よって、大学にいる期間は一見、短いように思えますが、非常に密度の高い2年間となるそうです。

Full Sail Universityは、上述の通り、非常にユニークな大学です。出願に関してもユニークで、まずは、インタビュー/面接を行うそうです。インタビューでは、エンターテイメント/メディア業界という熾烈な競争社会で、本当にやっていく覚悟があるのか?、Full Sail Universityの教育機関としてのユニークさを理解しているのか、を確認されるそうです。留学生は、電話やスカイプでインタビューをしてくれるそうです。

インタビュー後、必要書類を提出するそうです。芸術系分野は、入学の時点で、作品提出などを求められる事が多いですが、Full Sail Uでは、一部分野を除いて、過去の経験を問わないそうです。英語力は、TOEFL iBT 79/IELTS 6.0以上を要求されますが、英語力がない場合には、ESLプログラムから始める事もできるそうです。ESLプログラムも、実践に活かせるように組まれているそうです。

寮の設備はないそうですが、大学周辺にあるアパートと大学が提携しており、留学生も問題なく、住居を見つけているそうです。

繰り返しになりますが、Full Sail Universityは、一部分野に特化した教育機関で、地域認定を受けていません。よって、留学先として選択される際には、この教育機関の特殊性について十分に理解し、またご自身の将来の進路などもよく見定めておく必要があるという点にしっかり留意しましょう。


余談ですが、Full Sail UniversityのあるFlorida州のニックネームをご存じですか?Floridaのイメージといえば???
Sunshine晴れ State!!
おみやげにと下さった大学グッズが、なんとサングラス眼鏡!!
ペンやキーホルダーはよく頂きますが、サングラスは初めてです!
end(EIS)
posted by スタッフ at 09:39| 東京 ☁| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする