2013年04月12日

4/11(木)朝活 第二弾 『留学とキャリア ~フルブライターからのメッセージ~』

2013年4月11日(木)に朝活第二弾として、今関氏より『留学とキャリア』についてメッセージをいただきました。

ご協力頂きました今関様、
早朝から貴重なお話をありがとうございました。

メッセージは、聞き手によって受け取り方は様々だと思います。

今回は1人のスタッフが受け取ったメッセージをお伝えいたします。
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「雲の上の人」と一度思ってしまったら、
「自分とは違う」と一線を引いてしまった事はありませんか?
ついつい自分と比べてしまった事はありませんか?
そして少し悲観的になってしまった時に、
自分と重なる部分があると親しみが一気に湧いてくると思います。

2013-4-11-asa.jpg


このような想いに至ったのには、
今関氏の話で気付かされた事の中にありました。
そして、この『気付き』はあらゆるシーンや事柄へと
繋がっていく事にも気付かされました。


今関氏よりお話いただいた内容には、
専門分野の情報も含まれていましたが、
非常にわかりやすく説明してくださいました。
一つ一つに説得力があり、聞き手は「なるほど」と
なっていたかと思います。これは、やはり今関氏の伝える力・
コミュニケーション能力にあるのではないでしょうか。


この力を磨くには、留学は良い手段になると思います。
なぜなら、留学とは専門分野の知識を身につけるだけでは
ありません。色々な国々の人と様々な価値観の中で勉強をし、
生活をします。これまでとは全く違った環境に身を置くことによって
他人を知る。自分を知る。自分を知ってもらう。
更には、自分を受け入れてもらう。他人も受け入れる。
そうなるには、コミュニケーション能力は欠かせません。
これを磨かなければ何も始まらないと今更かも知れませんが、
そう気付かされました。当たり前すぎて見落としていたり、
見えなくなっていたのかも知れません。


この『気付き』をビジネスシーンに置き換えてみます。

まず他人を知る事により、相手のニーズを把握できます。そして、
自分を知る事により提供可能なサービスを選出できます。
そこで何が一番最善なサービスかを磨かれた
コミュニケーション能力で、見極めます。

その他にも、もし業務フローに違和感を感じているのであれば、
具体的な『気付き』が必要となります。
現状(改善前)と描く未来(改善後)を明確にし、
何をどのようになぜ変えたいのか
的確に伝える事によって新たな道が拓けます。


この他にも気付かされた事がありました。
この朝活は、お話いただいた内容自体も大変勉強になりますが、
コミュニケーション・プレゼンテーション方法も学べます。
わずかな時間の中にたくさんの事が凝縮されています。
スタッフが気付いていない事もまだまだ埋もれています。
何を得たいのか、何を得るかはみなさん次第です。


ワクワクするような毎日を送るには、
まずは『気付く』ことに目覚め時計なければ
いけないのかもしれません。


朝は一分でも一秒でも長く寝ていたいものですが、
明日の朝は二分ゆっくりする分、
今日は一分頑張って早く起きて、
是非参加してみてください。


次回の朝活は、5月13日(月)です。
(事前予約は不要です。)


スピーカー:
上野 真由美 氏
2007年 大学院留学プログラム
留学先: ハーバード・ケネディスクール

end(EDO)

posted by スタッフ at 11:13| 東京 ☀| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

第一回 朝活「留学とキャリア〜フルブライターからのメッセージ」

2013年3月25日(月)7:30〜8:30
<ゲストスピーカー> 
江端貴子氏
1990年フルブライト奨学生 (留学先:MIT Sloan School of Management)

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)初の試みNEWである朝活を本日開催いたしました。
雨が降り出しそうな天気の中、学生を含む12名が参加してくださいました。

2013-3-25-4.jpg


『留学とキャリア ~フルブライターからのメッセージ~』をテーマとし、留学に到るまでの経験やその経験がキャリア形成においてどう関係してきたかを惜しみなく話して頂きました。また、決断を迫られた時の背景や社会情勢についても話していただき、参加者のみならずスタッフも江端氏のお話に釘付けでした。


留学の準備段階として大切なことは、「何を・どこで・なぜ学びたいのか」を明確にしなければいけません。そして、その留学先での経験と人との縁が非常に大切になっていきます。けれども、人との縁はここが始まりではありません。フルブライト奨学金に応募した段階で既に始まっています。なぜなら、フルブライトの面接官による彼女への一つの質問が大きく彼女の選択に影響したからです。思いがけない時に、思いがけない場所で、大きな転機を迎えることとなったそうです。


江端氏のキャリア形成において揺るがない一本の柱・筋は、「社会の役に立ちたい」という思いだったそうです。この思いを実現させるため、時事英語を取得しなければいけないと思った時には通訳の学校に通ったり、「メンタル・バリア」を張らずに前へ踏み出していく行動力に驚かされました。男女雇用の法律がまだ整えられていなかった時代の中での一歩は、重みが違うような気がしてなりません。もし悩んでいることがあれば、選択肢を狭めず広い方へと進み、「これ」という何かがあれば、それに突き進んで欲しいとおっしゃっておりました。


質疑応答の時間になると、参加者より積極的に質問が寄せられました。
・ MBAで習ったことがどのように政治家として役に立ったのか
・ フルブライト奨学金では1年目のみカバーされるが、
2年目以降はどのように資金を工面していたのか
・ 留学する時は、以前から興味があった薬学について学ぼうとは思わなかったのか
・ フルブライト奨学金の選考プロセスで苦労したこと
・ 奨学金を取得できなかったら、どうしていたと思うか
・ 女性30-40代でキャリアに対してのMBA留学についてどう思うか


江端氏のご回答は、是非ビデオをご覧ください。

初の試みである朝活を快く引き受けて下さった江端氏に改めて心よりお礼申し上げます。また、貴重なお話ありがとうございました。


朝活第二弾は、4月11日(木)です。
スピーカー:
今関源規(イマセキ・モトノリ)氏
2000年 大学院留学プログラム
ペンシルバニア大学ウォートン・スクール


事前登録は不要なので、是非参加してください。


普段とは違った一日ぴかぴか(新しい)の始まりはいかがですか?
 (EDO)

posted by スタッフ at 17:00| 東京 ☁| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月27日

第4回日米ユースフォーラム開催!

第4回日米ユースフォーラムが、11月7日(金)新生銀行本店レセプションホールにて開催されました。今回のパネルディスカッションでは、人類共通の課題である『地球温暖化問題』を取り上げ、多国間の議論が不可欠と考えて、日米に加え欧州(ドイツ)及びアジア(中国)の代表をフォーラムに招待致しました。昨年に引き続き、2008年フルブライト・フェローズプログラムで来日中のグランティーにもパネリストとして参加いたしました。
youthforum2.jpg
200人以上の方にご参加いただきました!
会場内はこのように大盛況でした!超・満・席!!

人類にとって国籍に関係なく誰にもその生活に深く関連する「地球温暖化問題」について、5人の若者がそれぞれの視点に立って意義ある意見を交わしました。これからの社会を担っていくこうした人材がひとつの問題について見解を述べる大変貴重なパネルディスカッションとなりました。

会場提供をしていただいた新生銀行のレセプションホールからの東京の夜景は息を呑むほどの美しさ…
その美しさの裏には環境問題も深く関わってくるなぁ〜と、夜景に魅了されながら考えました。

youthforum1.jpg
視界の先、というよりも間近に見えた「東京タワー」のライトも、2008年12月23日に開業50周年(!)を迎えますがそれを機に12月1日より、より環境に配慮してこれまでより約50%省エネのものに変わるそうです。

左写真の窓の外の東京タワー、きれいですよね(…見えますか?画面中央のオレンジ色に輝いている線がタワーです)ぴかぴか(新しい)



マイバッグを持っての買い物も、もはや珍しいものではなくなりましたね。

現代を生きる一人の人間として、いろいろと考える機会となった有意義なユースフォーラムでした。


(J)
posted by スタッフ at 16:16| 東京 🌁| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月24日

"就職・キャリアアップにつながる留学"セミナー開催しました!

fgersem3.jpg fgersem5.jpg

昨日4月23日午後6時より、カナダ大使館内オスカー・ピーターソン シアターにて、"就職・キャリアアップにつながる留学"セミナーを、留学先として人気の英語圏6カ国(アイルランド政府商務庁、フルブライト・ジャパンおよびアメリカ大使館、ブリティッシュ・カウンシル、オーストラリア政府国際教育機構、カナダ大使館、ニュージーランド大使館商務部(国名アイウエオ順))が共催で開催いたしました。

6カ国が合同でこうしたイベントを開催するのは初の試みであったので、果たして無事にできるのか…ふらふら、ととても心配しました。…が、お陰様で、ぴかぴか(新しい)大、大、大成功exclamation×2ぴかぴか(新しい)でした。

始めに留学生の就職状況に詳しい専門家から、“実際に何が起こっているのか”詳しく講義していただき、続いて6カ国を留学先に選び、社会人として活躍されていらっしゃる6名の方々による“留学の意義”についてパネルディスカッション、そして最後に、参加者の皆様、パネリストの皆様、そして6カ国の機関の担当者との交流の時間というプログラムでした。

160名を超える方々にご参加いただきましたが、午後9時過ぎに終了という遅い時間だったにもかかわらず、多くの方に最後までご出席いただきました(感涙たらーっ(汗))。皆様にとって役立つイベントとなり得たとすれば、うれしい限りです。ご出席ありがとうございました。

一つ一つが貴重で最新の状況を説明くださった講演者の方、貴重なご経験を元に大変意義深いパネルディスカッションとしてくださったパネリストの皆様、本当にご協力ありがとうございました。皆様のご協力があってこその成功です。

このイベントに留まらず、さらに充実し役立つ内容のプログラムを今後も提供したいと、6カ国全ての国が思っております。皆様に「出席して本当によかった〜」と思っていただける企画を実現するよう、邁進してまいります! (J)
posted by スタッフ at 17:40| 東京 ☁| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

東京フルブライト・アソシエーション総会・講演会開催!

昨日、東京メトロ神保町駅から程近い学士会館にて、東京フルブライト・アソシエーション2008年度総会・講演会・懇親会が開催されました。FJニュース英語版にて詳細なレポートがございます。そちらをぜひご覧下さい。 (J)
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2008年03月26日

東京フルブライト・アソシエーション主催第14回セミナー!

#14tfaseminar.jpg昨日(2008年3月25日)午後6時より、東京フルブライト・アソシエーション主催の第14回セミナーが開催されました。講師には、フルブライターであるアラン D. スミスさん(AIG・イースト・アジア・ホールディングス・マネジメント・インク、ゼネラル・カウンセル)をお迎えし、「日本の行政指導−過去25年間の変化」というテーマでお話いただきました。スミスさんには、フルブライト・ジャパンの委員も務めていただいております。

今回のテーマはスミスさんの日本における豊富な実務経験と日本法の専門家およびアメリカの法律家としての見地から、日米を比較しながらお話くださいました。「行政指導」というタイトルを伺った時点では、どんな内容の講義になるのか、門外漢の私にとっては「?」でしたが、スミスさんの柔らかな語り口と流暢な日本語により、行政がどのように「法」を扱い、実務に対応しているのかが、すんなりと私の頭に入ってきました。

そして、日本法は成文法ですがその成立と運用が、日本の歴史・文化の歩みと密接につながりがあることがよくわかり、反対にアメリカでは判例法ですが、その良いところと弊害となる部分についても理解が深まりました。

今後ますますグローバル化が進み、今以上に多方面で異なる歴史・文化・価値観からなる国々とかかわることとなります。そうした環境で日本が活躍していくためは、柔軟性と確固たるビジョンそして機敏な行動力を持つことが重要であると感じました。個人のレベルでも組織のレベルでも同じだと思います。

講義終了後には、いつもは使わない脳の部分に刺激を受けたような気持ちがしました。

このような知的好奇心を刺激する「TFAセミナー」にぜひご出席ください。TFA会員の方はもちろんのこと、まだ会員でなっておられない方、TFA会員となっていただきフルブライト奨学金をサポートしていただくと同時にこうした活動にぜひご参加ください。

(J)
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2008年01月25日

2008年第1回フルブライト・セミナーのレポート!

1月21日(月曜日)に2008年第1回フルブライト・セミナーが開催されました。その様子を英語版FJニュースに掲載してありますので、ぜひご一読ください! (J)
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2007年11月06日

Japan-U.S. Higher Education Networking & Luncheon

102207b.jpgアメリカ大使館商務部、東京アメリカン・センター、JAFSA(国際教育交流協議会)とフルブライト・ジャパンは、日米の高等教育機関の連携を深める目的で、「日米大学交流会」を10月22日(月)に東京アメリカン・センターで開催いたしました。
大学の国際化のために学生を日本またはアメリカへ送り出し、また日本からまたはアメリカから学生を受け入れたい、という共通の目的を持った皆さまにご参加いただきました。アメリカの大学22校、日本の大学16校がそれぞれ、どのような形での学生の送り出し・受入を希望しているかについてを含めた自己紹介をし、興味を持った大学と直接対話をしていただくというプログラムでした。ビュッフェスタイルのランチを囲みながらも、大学間・教育機関と102207c.jpgの交流は盛り上がり、あっという間に予定をしていた3時間が過ぎてしまいました。ご出席いただいた皆様から大変有意義なプログラムだったと感想をいただき、企画・運営した私どもとしましても、102207a.jpg誠にうれしい限りです。
今回ご参加いただいた日本の大学・教育機関は首都圏に所在する学校に限られてしまいましたが、次回開催する折には、他の地域からもご参加いただけるよう、工夫したいと考えております。(J)
posted by スタッフ at 12:00| 東京 🌁| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

第3回日米ユースフォーラム開催

110207e.jpg110207a.jpg日米協会、JASCジャパン(日米学生会議)、フルブライト・ジャパンの共催で、11月2日午後6時半より、第3回日米ユースフォーラムが開催されました。日米からそれぞれ学生2名ずつが「世界平和と安全保障」について意見を発表しました。 世界平和を達成するために日米関係は今後、どのような形をとったらよいのか、4人の意見が述べられました。特に、核開発、核兵器の問題とテロを軸に、中東をめぐる世界各国の動き、アジアにおける日本の地位などを考慮に入れ、日米関係の展望について論議は展開され、また、聴衆から質問に応じるというプログラムでした。専門家に勝るとも劣らぬ意見を述べる学生もおり、現代の若者の世界平和への意識を垣間見る良いプログラムでした。
また、昨年のユースフォーラム同様、高円宮妃のご臨席を賜りました。 110207b.jpg


110207c.jpg 4名の大学生パネリストのうち1名は、現在フルブライト・フェローとして東北大学で研究生活を送っているミシェル・チェングさんでした(チェングさん、パネリストとして素晴らしいご協力をありがとうございました!)。

質疑応答の1番手はフルブライター、ジョルダン・シャペルさんでした。110207d.jpg
フラッシュが届かず、暗い写りでごめんなさい m(_ _)m
(J)

posted by スタッフ at 17:19| 東京 ☀| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

アメリカ大学フェア 名古屋&東京 そのほかイベントレポート速報!

先週から今週にかけての週末は、フルブライト・ジャパンはイベント開催の週末でした。

先週は10月のティーチャー・プログラム参加のアメリカ人約200名が来日し、毎日さまざまなセッションが催されました。講師となっていただきました先生方、ご協力ありがとうございました。

10月20日(土)、21日(日)は順に名古屋、東京でアメリカ大学フェアを、Institute of International Education、米国大使館商務部、名古屋国際センターとの共催で開催いたしました。どちらの会場も大勢の方々にご参加いただきました。ご来場、誠にありがとうございました。

そして、本日午前中は、日本の大学とアメリカの大学のネットワーキング・イベントをJAFSA、米国大使館商務部、東京アメリカンセンターとの共催で開催し、午後にはスペシャル・セッション「リベラル・アーツ・カレッジについて」をSaint Michael's Collegeの先生をゲスト・スピーカーに迎えて開きました。

写真ともう少し詳しいレポートを後日掲載いたします。
とりあえず、開催のご報告まで!

(J)続きを読む
posted by スタッフ at 17:28| 東京 ☀| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする