2017年11月29日に、ワシントン州のカスケーディア大学(Cascadia College)の笠由可里さん(国際プログラムディレクター)がアメリカンセンターJapanを訪問してくださいました。
カスケーディア大学は、2年制公立大学(コミュニティカレッジ)で、ワシントン州内で最も新しい州立大学です。大学があるシアトルの東側には、任天堂やマイクロソフトなどのIT企業が進出し、人口増加に対応するため、学校も作る必要があったそうです。ユニークなのは、ワシントン大学ボセル校と共同キャンパスである点。図書館や食堂、ブックストア、スポーツ施設などを、共同で利用できます。4年制大学編入のためのサポートも手厚く、在校生の8〜9割は編入しています。また、高校終了プログラム(high school completion program)もあります。これはコミュニティカレッジと高校の授業を併行して履修するプログラムで、准学士号と高校修了証書の両方を得ることができます。16才以上が対象です。
カスケーディア大学には寮はありませんが、アパートやホームステイ情報は提供しています。英語集中プログラムもあります。学生数は全体で約3000人のうち、学位取得を目指す留学生は360人、日本人は5〜10人と少なめであり、今後もっと日本からの留学生に来て欲しいとのことです。
興味のある方は、カスケーディア大学のウェブサイトをご覧くださいね。
[EducationUSA]