2020年06月26日

★レポート:2020年5月20日 アメリカ大学・大学院留学説明会(ウェビナー)

EducationUSA東京は米国大使館とフルブライト・ジャパンにより運営されています。
2020年5月20日(水)開催した「アメリカ大学・大学院留学説明会(ウェビナー)」の模様をインターン生に紹介してもらいます。
なお、「アメリカ大学・大学院留学説明会(ウェビナー)」はほぼ毎月行っております。ぜひご参加ください。

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こんにちは。米国大使館 広報・文化交流部インターン生の田井です。

2020年5月20日(水)にZoomを利用したアメリカ大学・大学院留学説明会(ウェビナー)を開催いたしました。

前半はEducationUSAアドバイザーによる説明、後半はアメリカ大学院留学者経験者による留学体験談、質疑応答を行いました。


今回は、フルブライト奨学金でジョージタウン大学外交大学院に留学した池田有紀美さんの体験談をご紹介します。

▼ プロフィール:

名前  :池田 有紀美

留学先 :ジョージタウン大学外交大学院 (Georgetown University Master of Science in Foreign Service) 卒業

     国際政治と安全保障 (Global Politics and Security) 専攻

キャリア: 防衛省入省→外務省への出向を経験→アジア・パシフィック・イニシアティブ勤務→留学→未来工学研究所勤務


▼ 留学先:ジョージタウン大学外交大学院

・国際政治の中心ワシントンD.C.に位置する

・外交官や国際公務員などの実務家を養成

・理論のみならず実世界がどう動くかを注意深く観察する

・生徒はアメリカ人が多く、留学生は1学年100人程のうち1/3程度、各クラスに1〜2人


▼ なぜ留学?:

小学生の頃に読んだ戦争に関する書物をきっかけに戦争とは何かを考えはじめ、広島平和記念資料館を訪れた際の衝撃が大きく、世界史や安全保障などに興味を持つようなりました。安全保障の専門家になりたいという思いから入省した防衛省では外務省への出向も経験し、より幅広く安全保障に関して学び平和に貢献したいと思うようになったことから、防衛省を退職し、アジア・パシフィック・イニシアティブというシンクタンクで安全保障分野の研究員をしながら、留学の準備を進めました。高校生の時ジョージア州・エルバートンでホームステイを経験したことがありましたが、学校で習う英語と現地の英語の違いと、自身が英語を全く話せないことを痛感し、その頃から留学に対する思いはずっと持っていました。


▼ 留学前:

STEP1 資金準備、大学選び、TOEFLの勉強

まずはこの3つを同時並行で進めました。留学には資金が必要ですが、フルブライト奨学生に選ばれたことで私の留学は確実になりました。大学選びで重視したことは@その大学が学びたい分野においてトップ校であるかA国際政治の中心とも言えるワシントンD.Cにあるか、でした。各大学のホームページや卒業生から情報を収集しました。TOEFL8月までに目標スコアに到達するのが理想であり、まずは3月、4月頃の早い段階でテストを受けて慣れることが重要です。TOEFLスコアを上げるには、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4分野のうち自分がどれを苦手とするかを把握し、得意分野を伸ばして苦手分野を克服する準備が肝要です。私は、リスニングについてはディクテーションをひたすら毎日数時間繰り返し、スピーキングについてはは留学予備校の特訓セミナーを受けました。

STEP2 推薦状の依頼、GREの勉強

GRE910月中に目標スコアに達することをお勧めします。その後は出願書類の作成に集中しなくてはならないからです。教材はTOEFLGREETSが出している公式のものをお勧めします。高得点を取るには、TOEFLと同じく自分の弱点を把握しそこを補強する勉強方法が大事です。

STEP3 出願書類の準備

何度もStatement Purposeを練り直し、一校につき5、6回は志望理由を書き直しました。受ける大学の特徴に合わせて「自分の強み」を発見し直し、書き分けていくことが大切です。合格のコツは、受験する大学が求めるものと自分の強みがマッチするかどうかを自分でしっかり把握できるかどうかだと思います。


▼ 留学中:

授業において一番大切なことは「発言」です。そのために予習を入念に行い自分の意見をノートに書き出してから授業に臨むようにしていました。とにかく予習復習に時間を費やし、図書館で夜中の3時まで勉強したこともありました。留学中に直面した一番の困難は、日米の歴史的観点の違いをどのように乗り越えるか、ということでした。米国の核政策に関する授業で、核兵器の使用に関して日米で視点が違うことを痛感しましたが、相手を信じて自分の意見を逃げずに伝え、米国人の教授や友人に受け入れてもらうことができ、相互理解を深められたと思います。


印象的な授業:

マデリーン・オルブライト元米国務長官が米国の核政策の授業にいらして、女性の活躍に関してお話して下さいました。女性のエンパワーメントには外部からの社会的支援だけでなく女性自らが自分自身を信じることが大事だと仰っていたことが印象に残っています。


国連本部でのインターン:

夏休みにニューヨーク国連本部の軍縮部でインターンシップを行った際、職員やインターン生の出身国が中国、イギリス、ニュージーランド、ドイツ、米国人など様々で、「多様性」を肌で実感しました。


▼ 留学後:

未来工学研究所の研究員として、科学技術と安全保障の研究を行なっています。留学前の段階で留学後の将来像を描き、留学中の夏休みを利用してそのなりたい職業のインターンを経験してみることは、卒業後の就職につなげる上で有益と思います。自分は何者で何がしたいのか、常に自分を発見(“Discover yourself”)し続ける作業を惜しまないことで、進路のマッチングも可能になると思います。


◆ インターン生 田井より

池田さんは常に自分の「軸」となるものを持っており、それを実現するために柔軟にキャリアパスを歩んでいると感じました。防衛省を退職し留学を決心したのもブレない「軸」があるからだと感じます。“Discover myself”によって自分の軸を見つけ、それにマッチする道を、勇気を持って進んでいけば必ず夢は実現するのだと思います。最後に、池田さんが紹介して下さったウォルト・ディズニーの言葉を皆さんにも紹介します。“All our dreams can come true, if you have the courage to pursue them.” 「夢を追う勇気があれば、すべての夢は叶う。」


🔚(EducationUSA)

posted by スタッフ at 13:58| 東京 🌁| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする