2014年07月25日

留学準備に・・・利用した留学情報源は?工夫/努力したことは?

こんにちは。日米教育委員会でインターンシップを行っている米澤・高澤です。

今回は、2014年6月の「渡米前オリエンテーション」に参加された方に行ったアンケートの一部を紹介させていただきます。
渡米前オリエンテーションは、秋からアメリカの大学・大学院に留学が決定された方を対象に、毎年6月に開催している渡米準備のためのオリエンテーションです。今年は、2014年6月5日(木)・6日(金)に、大学院・大学学部課程別に行われました。

参加者の皆さんには、参加にあたって、下記のアンケートにお答えいただきました。
Q1. 留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?
Q2. 学校を選ぶ場合に、自分にとって重要であった基準は何ですか?
Q3. テスト関係はどのように準備しましたか?(個人的な経験から)高得点を取るための、何か良いアドバイスがありましたらお願いします。
Q4. 出願手続きで特に重要と思われること・注意すべき点がありますか?
Q5. 出願エッセイの準備について、(個人的な経験から)アドバイスがありましたらお願いします。
Q6. 推薦状の準備について、(個人的な経験から)アドバイスがありましたらお願いします。
Q7. 留学準備のプロセスの中で、ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか?

ここでは、質問1・質問7の回答についてご紹介します。今後、大学選択や留学準備を進めていく上での参考にしていただけたらと思います。

★ 質問1.  留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?★
【ウェブサイト】
・ College BoardのCollege Search
・ College View
・ Peterson's
・ 各大学のホームページ
・ 留学エージェントの大学案内サイト
・ 留学経験者のブログ

【本、雑誌、パンフレット】
・ 日米教育委員会にある資料
・ アメリカ留学公式ガイドブック/日米教育委員会編著 アルク発行
・ 留学関係の雑誌
・ 学会誌
・ 大学の留学報告書

【先輩、先生、大学に相談する】
・ 留学中の先輩
・ 日本へ留学に来ているアメリカの学生
・ 大学の国際課
・ 大学の指導教員

【その他】
・日米教育委員会等が開催する留学フェア
・志望大学への見学訪問

正確で最新の情報を手に入れるために、各大学の英語のウェブサイトを読み込むことが、大学選択の初めの一歩です。

今回の渡米前オリエンテーションに参加された皆さんは、留学生が履修可能な授業のシラバスを読んだり、自分の学びたいことを学べる学部があるかどうかを考慮したりして、留学先を決定していました。その際、不明な点は直接大学に問い合わせることが大切です。また、留学経験者の体験談を聞くことで、実際の現地の様子や授業の雰囲気を知ることができたという声も多くありました。大学外でも、日米教育委員会や留学フェアなどの機会を積極的に活用し、多角的な視点で情報を得ることをおすすめします。

★ 質問7. 留学準備のプロセスの中で、ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか? ★
・ 早めの準備
・ 正確な情報収集と管理
・ 大学や教授、周りの人に熱意を見せる
・ エッセイや面接の対策
・ 英語学習
・ 日本の文化や歴史を学ぶ
・ 周囲からの協力
・ 留学の目的や理由の確認
・ 健康管理

多くの方が答えられたのは、早めの準備の重要性です。毎日何をすべきなのか、リストアップすることがお勧めです。
色々な締め切りに対し、同時進行で準備をする必要があるので、優先順位を付けると良いでしょう。
また、正確な情報を集め、それを管理することが重要です。各学校を比較できる一覧表を作ったり、大学の情報をノートにまとめたりする工夫も見られました。その際には、規模・立地・セメスター制又はクオーター制・授業の特色・ランキングを項目にしたそうです。また留学の準備自体の項目としては、「取り組んだ事」「不安・疑問点」「今取り組んでいること」「これからの予定」を作り、毎月記入するという方法も挙げられました。情報を集める上で、質問がある場合は、電話、メールを通して、直接大学に連絡を取ることがお勧めです。大学や研究室のホームページ実際に大学や教授を訪問した方もいらっしゃいました。
エッセイと面接の対策も必須です。大学や教授に熱意をアピールするといいでしょう。進学先の教授が、出願時に提出した研究要旨を覚えてくださっていたということもありました。
日々英語の勉強に励むことも欠かせません。日本について詳しく知っておくといいでしょう。映画をたくさん見て英語を勉強した方もいらっしゃいました。
周囲からの協力も大切です。志望動機のエッセイ添削をお願いしたり、様々な方からアドバイスをいただいたりするといいでしょう。
留学先で行いたいことを具体化しイメージするとモチベーションが高まります。アメリカで何を学びたいのか、それをどのように活かしたいのか考えてみましょう。
早めの準備が大切だと述べてきましたが、出願ぎりぎりまで試験を受け、出来るだけ合格に近い状態で出願した方もいらっしゃいました。たとえ合格基準に達していなくても最後まで諦めずに挑戦しましょう。
最後に忙しい準備の中でも、睡眠時間は確保し、健康管理を徹底しましょう。
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今回インターン生が紹介した以外の質問に対する回答(Admissions Data)は、日米教育委員会 留学情報サービス/EducationUSA 資料室で閲覧可能(コピー不可)ですので、ご利用ください。

また、渡米前オリエンテーションの模様を収録したDVDも貸し出しておりますので、ご利用ください。

end(EIS)
posted by スタッフ at 10:16| 東京 ☀| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする