2014年08月05日

レポート−7/28(月)アメリカ大学・大学院留学説明会

こんにちはわーい(嬉しい顔) 日米教育委員会でインターンシップを行っている米澤・高澤です。

2014年7月28日(月)にアメリカ大学・大学院留学を目指す方を対象に、各種英語能力試験説明会(TOEFL, IELTS, 英検、PTE Academic)、及び、実際に留学をされた方の経験談を交えた留学説明会を開催しましたので、イベント報告としてブログを更新しますメモ

今回は、2006年度フルブライト奨学生である前田健太郎さんの体験談の一部を紹介させていただきます。
◆ プロフィール
お名前:前田健太郎さん
留学先:MIT (Massachusetts Institute of Technology)
専攻分野:Political Science
現在:都内大学法学部准教授

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<留学前>
質問1:どのように大学を選択しましたか?大学選択の際、自分にとって重要であった基準は何ですか?どのような情報源からどのように情報収集しましたか?
◆日本についての研究をしているため、"有力な日本研究者がいるかどうか"を基準に大学選択をしました。US Newsのランキングを参考に、上位の大学をチェックし、インターネットや留学経験者から具体的な情報を得ました。

質問2:テスト関係はどのように準備しましたか?
◆GREに関して:政治学系博士課程では、verbalの結果で足きりされると知り、verbalの勉強に力を入れました。

質問3:出願準備(書類作成など)で、一番難しかった/大変だったことは何ですか?また、「successful application」にはどんなことが必要だと思われますか?
◆一番難しかったことは、essayの作成です。自分だけのストーリーを書き上げることに苦労しました。また、推薦書は、自分のことをよく知っている人とともに、アメリカで博士号を取得した人、もしくは国際的に名が知られている教授に依頼することをおすすめします。「successful application」のポイントは、@自分の研究計画が、その大学の研究者がやっていることとフィットしているか、A研究したいことが、ちゃんとその大学で行われているかの二点だと思います。

<留学中>
質問4:アメリカの大学におけるアカデミックな環境は、日本とどう違っていると思われますか?アメリカの大学の教授は学生に対して、どのようなことを期待していると思われましたか?また、日本人留学生として、どのような貢献を求められましたか?
◆日本の大学院は放任型ですが、アメリカの大学院にはコースワークがあり、教授陣が授業に力を入れています。そして、アメリカの大学の教授は、学生からの反対意見にも寛容で、むしろその積極性を期待しています。また、日本人留学生として、日本の歴史的事実の説明を求められることが多かったです。

質問5:アメリカ留学の中で、アメリカ人学生と日本人留学生の関係はどのようなものでしたか?また、日本人留学生と他の国からの留学生の関係は?
◆言語の壁から、アジア人は一つのグループになることが多かったです。私はルームシェアをし、ルームメイトと話しているうちに、英語がどんどん上達しました。また、アメリカ人学生は純粋に日本について知らない場合が多いため、その点が改善されると、スムーズに仲良くなれました。

<留学後>
質問6:アメリカ留学という経験から得たことはご自身にとってどのようなことでしたか?
◆男女格差が小さいことなど、留学を通して、日本と違う世界を見ることができ、視野も広がりました。
インターン生より:前田さんの体験談を通して、大学選択の軸を持ち、自分の学びたいことが学べる大学であるかどうかを見極めていくことが大切だと感じました。日米教育委員会のウェブサイトからダウンロードできる留学目的ワークシート等を活用しながら、「何のために留学に行くのか」を明確にすることが、充実した留学生活を送るカギになると思います。

次回のアメリカ大学・大学院留学説明会は、2014年8月27日(水)です。
多くの皆様のご参加をお待ちしておりますぴかぴか(新しい)
end(EIS)
posted by スタッフ at 09:48| 東京 ☁| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする