初期のフルブライト留学生は、空路または海路により渡米していました(現在は当然ながら空路です…)海路においてはいくつかの船が使われていたのですが、なかでもよく知られているのが「氷川丸」です。
氷川丸は、昭和5年に造られ、太平洋戦争を挟んで昭和35年まで、さまざまな役割を担い活躍してきました。その後、横浜港に係留され、今では横浜港のシンボルの一つとなっていますが、昨年から8ヶ月にわたっての船体、内装、桟橋の改装工事が施され(その費用、10億円と聞きました)、いよいよ今週25日(金)にリニューアルオープンを迎えます。この日は一般公開初日で、オープニングセレモニーのほか、さまざまなイベントが予定されています。華やかに迎えられるといいですね!
内装は竣工当時の様子を出来るだけ再現したそうですが、船内には、氷川丸の歴史展示コーナーが設けられ、「フルブライト奨学生」の乗船の様子も展示されています。ぜひ訪れてみてください! (J)