2013年03月25日

第一回 朝活「留学とキャリア〜フルブライターからのメッセージ」

2013年3月25日(月)7:30〜8:30
<ゲストスピーカー> 
江端貴子氏
1990年フルブライト奨学生 (留学先:MIT Sloan School of Management)

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)初の試みNEWである朝活を本日開催いたしました。
雨が降り出しそうな天気の中、学生を含む12名が参加してくださいました。

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『留学とキャリア ~フルブライターからのメッセージ~』をテーマとし、留学に到るまでの経験やその経験がキャリア形成においてどう関係してきたかを惜しみなく話して頂きました。また、決断を迫られた時の背景や社会情勢についても話していただき、参加者のみならずスタッフも江端氏のお話に釘付けでした。


留学の準備段階として大切なことは、「何を・どこで・なぜ学びたいのか」を明確にしなければいけません。そして、その留学先での経験と人との縁が非常に大切になっていきます。けれども、人との縁はここが始まりではありません。フルブライト奨学金に応募した段階で既に始まっています。なぜなら、フルブライトの面接官による彼女への一つの質問が大きく彼女の選択に影響したからです。思いがけない時に、思いがけない場所で、大きな転機を迎えることとなったそうです。


江端氏のキャリア形成において揺るがない一本の柱・筋は、「社会の役に立ちたい」という思いだったそうです。この思いを実現させるため、時事英語を取得しなければいけないと思った時には通訳の学校に通ったり、「メンタル・バリア」を張らずに前へ踏み出していく行動力に驚かされました。男女雇用の法律がまだ整えられていなかった時代の中での一歩は、重みが違うような気がしてなりません。もし悩んでいることがあれば、選択肢を狭めず広い方へと進み、「これ」という何かがあれば、それに突き進んで欲しいとおっしゃっておりました。


質疑応答の時間になると、参加者より積極的に質問が寄せられました。
・ MBAで習ったことがどのように政治家として役に立ったのか
・ フルブライト奨学金では1年目のみカバーされるが、
2年目以降はどのように資金を工面していたのか
・ 留学する時は、以前から興味があった薬学について学ぼうとは思わなかったのか
・ フルブライト奨学金の選考プロセスで苦労したこと
・ 奨学金を取得できなかったら、どうしていたと思うか
・ 女性30-40代でキャリアに対してのMBA留学についてどう思うか


江端氏のご回答は、是非ビデオをご覧ください。

初の試みである朝活を快く引き受けて下さった江端氏に改めて心よりお礼申し上げます。また、貴重なお話ありがとうございました。


朝活第二弾は、4月11日(木)です。
スピーカー:
今関源規(イマセキ・モトノリ)氏
2000年 大学院留学プログラム
ペンシルバニア大学ウォートン・スクール


事前登録は不要なので、是非参加してください。


普段とは違った一日ぴかぴか(新しい)の始まりはいかがですか?
 (EDO)

posted by スタッフ at 17:00| 東京 ☁| イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする