2008年08月15日
2007フルブライト・フェロー 帰国の途へ…!
そして今週は、昨年の9月から一年間のプログラムで滞在している2007年度フルブライト・フェローズ15名から事務局に送られてくる毎月のレポートの最終回を受け取る週となりました。
どの奨学生も皆、
この一年があっという間で、
今回のレポートが最後という現実が信じられないこと、
一年前の自分と今の自分がどんなに成長したかということ、
さらに、同じ時期にフルブライト・フェローとして過ごした自分を含めた
15名とのきずながどんなに貴重なものか、そして誇りとなるものか、
この一年間を与えてくれたフルブライト奨学金への
深い感謝の念(そう思ってくれてありがとう!)
が綴られておりました…。
学士号を取得したばかりの若者が経験した異国での一年間は、
彼らのこれからの人生において、
どんなにか意義深いものとなることでしょう。
素晴らしい未来が開けますように。
(J)
2008年08月14日
アメリカン・グランティー到着!
通勤電車も普段とは違った顔ぶれ(?)です。…今週月曜日のエントリーにも同じことを書いておりましたね…失礼しました…。混雑振りは…朝夕普段と全く変わりません少なくとも私の利用路線では!
そんな週ですが、今週から来年の8月までの滞在予定のグランティーが到着しました。大学院生プログラムで来日し、"Transformations in Political Thought in the 1920s and 1930s" という課題で早稲田大学にて研究をなさいます。早く日本の生活に慣れて、研究に集中できるようになるといいですね。
それには…まずはこの暑さを元気に乗り切りましょう!
これを読んでくださっている皆さんも暑さと上手におつきあいして体調を崩されませんように!
(J)
2008年08月01日
2008年度IEAプログラム!
どうかご勘弁願いますm(_._)m
6月7日から28日までの3週間にわたって、2008年度IEAプログラム(International Education Administrator Program)が開催されました。これは、アメリカの大学で大学の「国際化」に関する業務の担当者を対象としたプログラムです。今年度は7名の参加者が来日し、日本の教育制度、社会、文化を学びます。7名全員、今回はじめて日本に来ました。“貝殻”のついた“貝”を日本に来てはじめて見た!という方も(複数人)いらっしゃいました!!(剥いた貝柱しか見たことが無かったそうです)
左の写真は、ブルース・ストロナク テンプル大学ジャパンキャンパス学長に、日本の高等教育についてレクチャーいただいているところです。
日本の大学、高等学校、専修学校、中学校、小学校、予備校などの教育機関の訪問に加え、地域住民のための教育施設や文化機関を訪れたり、日本の歴史や文化を説明するには欠かせない、京都や広島をめぐり、今年は九州まで足を伸ばしました。各滞在先では各地域のフルブライト同窓会をはじめ、訪問先の方々のご協力で歓迎会を開いていただいたり、名所をご案内いただきました。
右の写真は、共立女子学園を訪問させていただき、学生の皆さんとプログラム参加者が歓談している様子です。
共立女子学園にて、石橋義夫学園長・理事長と植木武短期大学生活科学科教授とご一緒に。
アメリカ大学・大学院留学を希望している方々を対象として開催している留学説明会の講師としてもIEAプログラム参加者は活動しました。
IEAプログラム参加者は口々にとても素晴らしいプログラムだった、とプログラム最後の総括で感想を述べました。このように大変充実した内容のプログラムとして無事に運営できたのも、快くご協力下さいました各校、機関の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
(J)
2008年07月30日
FLTA第一期生オリエンテーション開催!
今年初めて日本が参加した、FLTAプログラム<正式名称:Fulbright Language Assistant Program; フルブライト語学アシスタントプログラム>の渡米前オリエンテーションが、6月19日にフルブライト・ジャパン事務局にて開催されました。
FLTAプログラムとは、英語教員免許保持者を応募対象として、アメリカの大学で日本語教授のアシスタントを9ヶ月間務める、と内容のプログラムです。詳しくは、2007年11月16日の記事をご覧下さい。生活費はもちろん、往復の旅費、さらに科目を履修した場合にはその授業料も奨学金として提供されるという充実した内容の奨学金プログラムです
このプログラムは今回が初めての実施となり、合格者12名は第1期生です。
一人ひとりの自己紹介からはじまり、プログラムについての詳しい説明と質疑応答
すでに先生のような感じですね!さすがです
奨学生の皆さまにとって実りある留学生活となりますことをお祈りいたします。
この記事をお読みになって、FLTAプログラムに少しでもご興味を持たれた方々、来年度の応募をぜひ、お待ちしております
(J)
日本人奨学生・歓送会@アメリカ大使公邸!
去る6月18日夕方より、アメリカ大使公邸にて2008年度日本人フルブライト奨学生の歓送会がシーファーアメリカ大使主催で開催されました。フルブライト・ジャパンのスタッフもゲストとしてお招きいただき、お邪魔いたしました。
左の写真は大広間です。100人ぐらいはゆうに入れてしまいます。見えますでしょうか?手前には、かわいらしく、ちょこんと力士の置物があったりします
シーファー大使はとても気さくなジェントルマンです奨学生一人ひとりと会話を楽しまれたり、個別に記念となる写真を撮らせていただきました。奨学生にとって大変貴重な写真となることでしょう。すると、大使は、「日米のリーダーとして活躍するであろう皆さんと写真を撮っておけば、将来、有名人と写っている写真を持っていることになるからね!」と一言
歓送会を催してくださった御礼の花束贈呈です。
歓送会を開いてくださり、シーファー大使、そしてアメリカ大使館のスタッフの皆様ありがとうございました。
奨学生にとって素晴らしい餞となりました。
(J)
2008年06月11日
グランティー作曲の三味線独奏曲演奏会!今晩!!2!!!
さて、今晩も先週ご紹介したわがグランティーの作曲した作品(ウォーマック教授、“Water”)が、“ヴィオラ・ダ・ガンバ”で演奏されます。
…この“ヴィオラ・ダ・ガンバ”ってなんでしょう?演奏家の名前?演奏会場の名前?
これは楽器の名前です!恥ずかしながら私はこの演奏会のご案内をいただいて初めて、“ヴィオラ・ダ・ガンバ”という楽器の存在を知りました。皆様はご存知でしたでしょうか?
ヴァイオリンと通じる、弓奏擦弦楽器(弓で弦を擦って奏でる楽器)で、15世紀末のイタリアで現在のガンバの原型が生まれたそうです。バロック、ルネサンス時代には非常に普及し、18世紀中ごろまで盛んに演奏されたとのことです。日本にも16世紀に入ってきたとか。
ぎりぎりになってのご案内で恐縮ですが、この“ヴィオラ・ダ・ガンバ”によるコンサートでウォーマック教授の“Water”が演奏されます。このめずらしい楽器が、どのような音色でウォーマック教授の作品を奏でるのか、ぜひ足を運んで耳で確かめてみてみませんか?
猫とその仲間たち 〜「高貴な猫のためのの組曲」の出版を記念して〜
●開演:6月11日(水)19:00〜
●場所:東京オペラシティ 近江楽堂(京王新線 初台駅)
●料金: ¥4500(当日券)大学生2000円、高校生以下1000円
●出演:
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団
神戸愉樹美 小澤絵里子 野口真紀 多井智紀 櫻井茂
お問い合わせ先:
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団
Tel 045-532-2696
ヴィオラ・ダ・ガンバについての詳細情報が、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団のウェブサイトに掲載されています。
(J)
2008年06月06日
グランティー作曲の三味線独奏曲演奏会!今晩!!
唐突ですが、皆さんはどのようなジャンルの音楽を普段聴いていますか?CDやダウンロードサイトから携帯型デジタル音楽プレーヤーなどに楽曲を記録させ、通勤・通学時などに音楽を聴きながら、という方も多いのではないでしょうか?ドライブをしながら、シャワーをしながら、台所仕事をしながら…等いろんなスタイルで耳にしていると思いますが、音楽が生活のバックグラウンドミュージックとなっていますよね。
けれど、いろんなスタイルで音楽に親しんでいながらも、実際に音楽を生演奏で聴く機会は、意外と少ないのではないでしょうか?
さて、前置きが長くなりましたが、現在フルブライト奨学金によって日本で研究活動をなさっているウォーマック教授(University of Hawaii, Manoa, Department of Music)が作曲された三味線の独奏曲を含めた「三味線と琵琶・十七絃箏のライブ」が本日午後7時半から東京・渋谷の「公園通りクラシックス」にて開催されます。
三味線と琵琶と十七絃箏の組み合わせによる演奏会はめったにないそうで、また特に合奏は非常にめずらしいことだそうです。ウォーマック先生の曲は『OFF BALANCE』というタイトルで、三味線の独奏曲ですが、今晩が初演です。
めったにないこの機会にぜひ、生演奏を楽しんでみられてはいかがでしょうか!
急いでご予約を!
● 6月6日(金)、19:00開場・19:30
開演
●場所:公園通りクラシックス(渋谷)
●料金: ¥3000
● 出演
野澤徹也(三味線)
首藤久美子(琵琶)
中井智弥(十七絃箏)
お問い合わせ先:
公園通りクラシックス(渋谷)に直接お電話または
ホームページからご予約ください。
TEL: 03-3464-2701
(J)