2012年08月30日

☆レポート 高校生と保護者のためのアメリカ大学留学説明会(東京:2012年8月24日)

今夏、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)では、埼玉発世界行き帰国奨学生向けインターンシッププログラムよりアメリカ留学経験者2名をインターンとして5日間受け入れました。最後の仕事として、8月24日(金)開催いたしました「高校生と保護者のためのアメリカ大学留学説明会」の模様を報告してもらいます!

インターンのお二人、5日間お疲れ様でした!有難うございましたわーい(嬉しい顔) (EIS)

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こんにちは。インターンシップ生の田畑と白岩です。
今日は、先週、8月24日に開催しました、「高校生と保護者のためのアメリカ大学留学説明会」について、イベント報告をいたします。


説明会の前半部分では、アメリカの教育制度の特徴や、留学をするにあたっての条件や具体的な準備についてお話があったのでポイントをまとめてみます。


◆アメリカ高等教育制度の特徴
特徴として2つの点があげられます。
@多様である:大学、専攻分野の種類が非常に多いので選択肢が多くある。勉強をしている学生も多様性に富んでいる。(世界各国からの留学生が非常に多い)
A柔軟である:日本ではなかなか難しいと考えられている編入制度、専攻分野やカリキュラムの変更が可能である。


◆教育理念
教育理念にも日本とアメリカでは違いがあります。例えば・・・
・一般教養に力を注いでいる
→幅広い知識と教養を身につけてから専攻を決ることができる。
・受身ではなく自らが主体的に学ぶ
→Critical Thinking(批判的志向)が非常に重要視される。自分で考えて行動をする力を養うことに力を入れている。


◆ 日米の高等教育制度の違い
日米間の高等教育制度の違いは大きくわけて4つあります。
@ 入学試験の有無
アメリカでは日本のような大学入試がありません。
その代わりに・・・書類選考が行われています。
(願書、エッセイ、成績証明書、推薦状、テストスコア等の提出)

A 独自の「認定制度」
アメリカでは文科省が不在のため独自の「認定制度」というものが使用されています。
※ 留学先の大学がこの認定制度で認定を受けているのかどうかは事前にしっかり調べるようにしましょう。認定を受けていないと編入や資格試験に支障が出ることもあります。

B 学期制
日本の大学と違ってアメリカの大学は学期が替わるごとに入学が可能な"学期制"が使われています。

C 卒業の保証
よく、"アメリカの大学は入学するのは簡単だが卒業するのが難しい"といわれているように、入学してもアメリカの大学では卒業は保証されません。成績の維持を心がけましょう。


◆留学に必要な条件
@ 英語力
大学学部レベルTOEFL IBT 61点 / IELTS 6.5 / 英検準一級程度が目安とされています。

A 学力
アメリカの大学では、高校の成績が重視される傾向がありますので良い成績を修めるよう努力しましょう。また、SAT やATCという適正能力試験のスコアもチェックされるので、志望校がSATとATCどちらのスコアを要求しているのかをチェックした上で、受験をして下さい。

B 経済力
留学経費は各大学や地域によって大きく異なりますが、平均では年間(9ヶ月間)約$10,000〜60,000といわれています。近年では多くの大学が授業料の値上げを行っています。
・・・ここで活用するべきなのが奨学金制度です!
是非、日本の奨学金団体が提供している制度や、アメリカの大学の奨学金制度を利用して、なるべく負担の少ない、充実した留学生活を送るように心がけましょう。


C コンピュータースキル
留学情報の収集、願書の提出や、各種のテストを行う際にはコンピュータースキルが欠かせません。自分自身でしっかり準備ができるよう日ごろからコンピューターを駆使して慣れておくようにしましょう。


◆ 留学への準備
基本的に留学準備は約1年前からスタートします。


☆ 留学目的・動機を明確にする
何のための留学なのか、なぜアメリカなのか、はっきりさせる
(掘り下げて考えるプロセスは留学中も非常に大切です◎)

☆ 留学方法を選択する
学位取得を希望するかしないかによりどのような大学に進学するかが変わってきます。

☆ 大学を選択する
大学の名前だけで選ぶとミスマッチの要因になるので要注意!
自分が勉強したい専門分野や学力に相応した自分にぴったりの大学を探すことが大切です。


このステップを頭に入れて留学準備を進めましょう!


◆ 大学の調べ方
調べ方にも多くの方法があるので説明会で紹介したものをここでも紹介します。
・ インターネット
 → 最新の情報が入手できるので、英語で読むのは大変でも非常に有効です。
 →フルブライト・ジャパンのウェブサイトにも多くの情報が掲載されています。隅々までチェックしてみましょう。
 →留学に関するリンク集にあるCollege Boardの大学検索サイト等も活用してみましょう

・ 留学関係の本や雑誌

・ 説明会
 →国内でも多くの留学説明会が開かれています。
 ※9月15日(土)にもアメリカ大使館主催、フルブライト・ジャパン協力のフェア、AMERICA EXPO 2012が開催されます。是非足をお運びください。

・ 大学訪問
 →実際に訪問することで感覚的に確認することが可能です。
 →訪問する際には説明会やキャンパスツアーの予約の必要性の有無を確認してから行くようにしましょう。
 →また質問がある場合は担当者に予約のアポをとることも忘れずに。


◆ アメリカ大学進学留学に関する基礎知識の説明後に、高校を卒業後、2011年にWesleyan大学に進学された阿部海渡さんをゲストスピーカーとしてお招きし、経験談を伺いました。

20120824.jpg
 
プロフィール
お名前:阿部海渡
留学先:Wesleyan大学
奨学金:フリーマン奨学金


・ 留学先としてアメリカを選ばれた理由はなんですか?
―まず、留学決意についてですが、高校生のときに経験した、オーストラリア短期留学、USHSDプログラム、といった文化交流を通して、海外の人々ともっと話したい、という気持ちが湧いてきました。そのことを受けて、高校2年次より、ALTの先生と積極的に会話をするようになり、英語力をのばすための練習を行いました。アメリカを留学先に選んだ理由は大きく3つあります。
@ 国際交流
世界各国から多くの人々が学びに来ているアメリカという国が、多種多様な人種が共存する世界を、そのまま反映しているように感じたからです。どんな時でも、一人ひとりが国の代表と捉えられ、国際色豊かなキャンパスとなっています。授業中に「ジャパン」という言葉が出てくると、ドキッとしてしまいますね。

A 奨学金制度
アメリカの大学への進学留学について、奨学金制度が充実している点も大きな魅力の一つです。私は、授業料や生活費など、留学にかかる費用すべてを、自分で準備したいと考えていたので、両親からの小額の小遣い以外は、フリーマン奨学金を使って生活しています。

B 教育制度
アメリカの教育制度に惹かれたというのも、留学先を決める重要な点となりました。とくに、クリティカルシンキング(批判的思考)とリベラルアーツ(教養課程)は、多くの視点から物事を見るという姿勢を養うのに、非常によい制度だと思います。クリティカルシンキングでは、いくつもの「なぜ」という問いかけから、物事の本質を掴むため、考えることを考えていきます。リベラルアーツでは、日本の大学のように、専攻を決めてから受験するのではなく、大学入学後に、一般教養を学び、それから自身の専攻を決めます。私は高校時代に自身の夢について考えたとき、「○○がしたい」という目標ついて、○○以外の分野のことについてなにも知らないままに目標設定をしてしまってよいのだろうか、自分は消去法で自分の夢を立てたのではないだろうか、という疑問を持ちました。それから、様々なことに触れてから、自分が本当にやりたいことを見つけていきたいと思うようになりました。このとき出会ったのが、リベラルアーツ教育でした。リベラルアーツ教育の理念と自分の思いが合致したことは、アメリカ大学進学への決め手の一つです。

・ アメリカ留学準備を始める方にアドバイスをお願いします。
―私は高校3年次の夏から、SAT、TOEFLの勉強を始めました。少し遅めのスタートだったので、テストの存在を知った時は焦りましたね。
@ SAT
SATについてですが、私が特に難しいと感じるのは、オフィシャルリーディングというセクションです。多くの文章、さらに言うならば、自身の英語力よりも少しレベルが上の文章を選んで、とにかく速読をしてみてください。わからない単語もあると思いますが、意味を推測しながら読み進めることが大切です。

A TOEFLについては、リーディングについては、SAT同様に、なるべく多くの文章にあたること、できればアメリカ史等の分野についてまで読めると良いと思います。リスニングとスピーキングではTed Talksなどを用いて、まずスクリプトを読み、それを自分の口で再生する、という方法が有効でした。ラィティングは、質のよい文章を多く読み、一文一文、また、文章構成をインプットしておくことが重要です。

B 家族
留学を志望するお子さんを持つ保護者の方々には、ぜひ、精神的なサポートをお願いしたいと思います。やはり、長期間、家族や友人に会うことができないのは、心細いことです。私も、留学をはじめたころは半泣き状態でした。しかし、インターネットのおかげで、今は海を越えたところでも、比較的、簡単に連絡がとれます。どうぞ、精神的な支えになってあげてください。

・ 阿部さんのお勧めする教材をおしえてください。
―"Hot Words for the SAT"
―"SAT Official Guide"
―" チャート式シリーズ デュアルスコープ総合英語"
―"総合英語Forest"
―"Ted"
―友人と協力し、アメリカ大学進学留学に関するサイトをつくりました。きっと役に立つ情報もたくさん載せています。どうぞ、ご活用下さい。
"Go Study Abroad - 現役学部生によるアメリカ大学学部受験ガイド"

◆参加者の皆様の感想より
・海外留学のことについて、基本的なことから詳しいことまで、情報を入手することができた、とくに阿部さんの話はとても情熱的で、海外に進むことで、自分の考えの視野が広がり、明るくて楽しく人生を歩んでいけるような気がしました。とてもよかったです。

・ 留学に向けた準備と、どうしてアメリカ留学なのか?という点が良く伝わりました。是非息子にも聞かせたかったです。やはり、本人自身の前向きな取り組みや熱意が実を結ぶのだと阿部さんを見ていて感じました。

・留学したいとは思っていたのですが、留学への知識があまりありませんでした。しかし、今回説明会に参加したことによって、多くの情報を得ることが出来ました。留学したいという思いも更に強まりました。阿部さんの体験談は参考にもなり、励みにもなりました。


◆ 田畑・白岩より
今回は、高校生と保護者のための説明会ということで、多くの方にご来場頂きました。大学進学は多くの人にとって、人生の大きなターニングポイントとなるでしょう。自分にあった大学が見つけられるよう、積極的に情報収集がおこなえるとよいですね。留学を志望していらっしゃる方は、説明会等を定期的に開催しておりますので是非足をお運びください!

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2012年08月28日

アメリカ留学奨学金情報 from EducationUSA Weekly Update No.293

下記、EducationUSA Weekly Update(No. 293 August 27th, 2012)より、奨学金情報のみ抜粋。
※ここに記載されている情報についてはフルブライト・ジャパンが保証するものではなく、また提供されている内容をフルブライト・ジャパンが推薦するものではありません。各奨学金詳細については、各大学・団体にお問い合わせください。

UG: The University of Charleston Merit-Based Scholarships
The University of Charleston (UC) is an independent, co-educational, residential university located in the state capital of West Virginia. The University prepares students to contribute to society immediately and throughout their lives.  “Productive” work isn't defined by the acquisition of great material gain for the graduate, but by the positive impact of the work on the graduate's community and world.  The mission of the University of Charleston is to educate each student for a life of productive work, enlightened living, and community involvement.

The University of Charleston offers scholarships to new international students. Awards vary but are based on high school GPA and ACT/SAT scores for freshmen and on college GPA for transfer students. Get accepted to the University of Charleston and you could get significant scholarships for college!
For more information, please visit: http://bit.ly/NB9jU4

UG: St. Catherine University International Women's Scholarships
St. Catherine University educates students to lead and influence. Inspired by its visionary founding in 1905 by the Sisters of St. Joseph of Carondelet, more than a century later the University serves diverse students, with a baccalaureate college for women at its heart and graduate and associate programs for women and men. At all degree levels, St. Catherine integrates liberal arts and professional education within the Catholic tradition, emphasizing intellectual inquiry and social teaching, and challenging students to transformational leadership.

St. Catherine University is offering the Catherine T. McNamee International Student Scholarship for female international students who are pursuing a bachelor's degree in any major. Scholarships range between $4,000 - $18,000 annually and are renewable based upon satisfactory academic progress.
For more information, please visit: http://bit.ly/NBdIWU

Facebook: https://www.facebook.com/SCUIntlAdmission
Twitter: http://@stcatherineintl

UG/Grad: Colorado Heights University Merit-Based Scholarships
Colorado Heights University (CHU) is an international university specializing in educating international students as well as Americans seeking to be productive global citizens.  The University emphasizes career-related education in degree programs that offer interdisciplinary, intercultural, and international education, as well as English as a second language programs.  For its non-native English speakers, the University nurtures the continued acquisition of English language skills throughout their studies as an aid to gaining employment upon graduation and as an aid to functioning within the global economy. 

Colorado Heights University offers merit-based scholarships to first time applicants and continuing students. First time applicants must submit an application for admission and all required documents. Each individual applicant will be notified of the scholarship offer along with the admissions acceptance letter. Scholarship offer will reflect total amount to be applied to each of the next two subsequent semesters within the academic year.
For more information, please visit: http://bit.ly/OsP7ka

Grad: Georgetown University Global Human Development Scholarships
The Master's in Global Human Development (GHD) at Georgetown University is a practitioner-focused graduate program that emphasizes a skills-based curriculum and opportunities for practical application. The MA in GHD graduates highly qualified development practitioners with the skills and knowledge to work across cultures and sectors. In addition to a rigorous curriculum, students participate in a funded summer field assignment as well as several workshops and skills clinics.

The Master's in Global Human Development program offers merit-based scholarships to 30-40% of  admitted students.  The application deadline for the M.A. in Global Human Development is January 15, 2013.
For more information, please visit: http://bit.ly/Q3rZ9f

Facebook: http://www.facebook.com/GeorgetownGHD
Twitter: http://@GeorgetownGHD

Grad: Hawai'i Pacific University Merit-Based Scholarships
Hawai'i Pacific University (HPU) is a private, nonprofit university with a student population of approximately 7,000 undergraduate and 1,200 graduate students. HPU is one of the most culturally diverse universities in America with students from all 50 U.S. states and more than 100 countries. Founded in 1965, HPU prides itself on maintaining strong academic programs, small class sizes, individual attention to students, and a diverse faculty and student population.

Hawai'i Pacific University awards a limited number of graduate scholarships each fall and spring semester to new graduate students. These scholarships are available for 2 years, as long as the student is in good standing and maintains a 3.0 GPA. Applicants must apply and be admitted to a Master's program (applicants applying to the 12 Month MBA, Executive MBA,  Organizational Change Online or Business Administration Online programs, or the Business Administration Military FlexTrack program are not eligible to apply). Applicants must plan to enroll as a full-time student (minimum 9 credit hours per Fall and Spring semesters).
For more information, please visit: http://bit.ly/H1zCxi

Grad: California State University-Los Angeles International Student Tuition Waivers
Over the last half-century, California State University- Los Angeles has created an environment where graduates have become successful leaders, creators, reformers, workers, service providers, productive citizens, and supportive family members. They continue to carry on the University's mission to build a just society that is invigorating in its variety and diversity and respectful of both the individual and the values shared by the society.

California State University-Los Angeles is offering an International Graduate Student Tuition Waiver Program. Students must apply for the fee waiver by submitting a completed application.
For more information, please visit: http://bit.ly/NBblTY

Postgrad/Postdoc: Wellesley College Newhouse Faculty Fellowships
The Susan and Donald Newhouse Center for the Humanities at Wellesley College was established by a generous gift from Susan and Donald Newhouse in 2004 to promote innovative, imaginative and influential research in the humanities, broadly defined. A vibrant place for the Wellesley College humanities community and visiting scholars, artists, and performers to come together, the Newhouse creates opportunities for intellectual risk-taking and the lively exchange of ideas.

The Newhouse Center hosts ten to twelve resident fellows each year —post-doctoral fellows, Wellesley faculty members on leave, and visiting scholars from other institutions. Resident fellows devote themselves primarily to their own research but also participate actively in the intellectual life of the institution: developing programming, meeting at weekly luncheons and salons, sharing their work in progress with one another and with the larger Wellesley community.
For more information, please visit: http://bit.ly/NY3cWh
end(EIS)

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2012年08月27日

フルブライター:田崎悦子さんのコンサート

田崎悦子さん(1960、Graduate Student, Julliard School) から、ニューヨークデビュー40周年記念コンサートのご案内をいただきました。

tazaki100612.jpg
tazaki1006.pdf

ドビッシーとリストを演奏されるそうです。

日時:2012年10月6日(土) 午後2時より
場所:東京文化会館 小ホール

お問い合わせ:コンサートイマジン 03-3235-3777

一般:5,000円 学生:3,500円 ペア:9,000円
全席自由




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2012年08月23日

インターン(埼玉発世界行き帰国奨学生)2名のアメリカ留学経験談

現在、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)では、埼玉発世界行き帰国奨学生向けインターンシッププログラムよりアメリカ留学経験者2名をインターンとして受け入れています。

2人のアメリカ留学経験はどのようなものだったのでしょう?2人にそれぞれ経験談をまとめてもらいましたので、ご紹介します。

白岩さんは、留学中、ConnectUSA「アメリカ留学中の先輩の声」でブロガーも務めていらっしゃいましたので、ConnectUSAサイトも合わせてご覧ください。(EIS)

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☆ 白岩さん ☆

こんにちは、私はサウスカロライナ州のグリーンビルという街にあるFurman Universityというリベラルアーツカレッジに約1年間交換留学をしていた早稲田大学国際教養学部3年の白岩笑美です。Furmanは、全校生徒3000人弱というとても小規模の大学で、教授と生徒の距離が非常に近いように感じました。知名度は高くはありませんが、それもあってか留学生の数は少なく、サポートが行き届いている印象を受けました。勉強に熱心に取り組む生徒が多く、私にとってはそのような環境の中で勉強ができたのは非常に良い刺激となりました。周辺環境は木々や花々が多く、自然豊かな美しい環境の中にキャンパスは位置し、車で20分行くとダウンタウン、5〜10分行くと食料品や生活用品等を買うことの出来るショッピング街があり、田舎好きの私には"程よい田舎"という感じでした。ですが車がないとキャンパスから外へは出られなかったため、平日はほとんどキャンパス内で過ごす形でした。留学先では言語学、社会学、メディアの授業に特に集中して授業を履修しました。現地の授業のレベルが私の英語力にしてはやはり高いので、最初はアドバイザーの先生と話し合い、1年生のレベルの授業もいくつか履修し、そこから徐々に慣れてきたら上級生と同じ授業を履修するようにしました。


Q1. 留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?
私の場合は数多くある協定校の中から選ぶことができたので、まずは学校の留学センターに通い、経験者の体験談や留学報告書を読み、各大学のパンフレットやホームページを見ることから始めました。 大学のホームページは英語でなかなか読むのは大変ですが、最新の情報等を入手することができるので活用するといいと思います。また、私は残念ながらコンタクトがとれませんでしたが、過去に気になる大学に留学をしていた方とコンタクトがとれる場合はその人に実際に会って話しを聞く、というのが一番イメージがわきやすくて良いと思います。


Q2. 学校を選ぶ場合に、自分にとって重要であった基準は何ですか?

私は以下の3つの基準に従って大学選びをしました!
@ 南部にある大学
私は高校生のときに1年間北部の州に留学をした経験があったので、今回は南部の大学へ行って、"違うアメリカ"を自分の目で見てみたいという強い思いがありました。なので、南部にある大学の中から志望校を探しました。

A 留学生の少ない大学
日本人留学生が多いとどうしても日本語を使わないで生活するのは難しくなると思い、可能なだけ英語漬けの生活ができるよう、留学生の枠が少ない大学を探しました。これは人によっては意識を持てば避けることが出来る問題かもしれませんが、留学生が多い大学ですと留学生寮のような施設に入ることになる可能性もあるので考慮しても良いかと思います。

B リベラルアーツカレッジ
私は勉強したい分野がはっきりしていなかったため、学部をまだ選ばずに様々な分野の授業をとることの出来るリベラルアーツカレッジを探しました。またリベラルアーツは小規模で生徒と教授の距離が近いというメリットもあったのでその点では絞って大学を探しました。


Q3. テスト関係はどのように準備しましたか? (個人的な経験から)高得点を取るための、何か良いアドバイスがありましたらお願いします。
☆ アドバイスその1☆
テスト勉強を人一倍早めから行う、テスト勉強を人一倍頑張る、といったことよりもとにかく大事なのが、日々の授業の中で理解できない点を残しておかない!ということだと思います。私は、分からないと思ったことは授業の後にすぐに聞く、もしくはどこが分からなかったかも分からない場合は(授業についていけず度々ありました・・・)授業後復習をして、分からない点を明確にしてから、先生にメールでアポイントをとり、教授の部屋まで質問をしにいくという事を年間やり続けました。先生もこちらが学ぼうとしている姿勢を見せれば助けようと全力で協力してくださるので、とにかく教授のお部屋に通うことは現地の生徒とは語学力の点で差がある留学生には欠かせないと思います。

☆ アドバイスその2☆
クラスメイトと一緒にテスト前に勉強をする、というのも良いテスト対策の方法の一つだと思います。分からないことも友達なら気兼ねなく聞けますし、一緒に勉強することでお互いの知識をあわせてテストの範囲の内容をカバーできるので非常に効率よく勉強ができます。なのでクラスメイトとも仲良くなっておくことが大事です。


Q4. 出願手続きで特に重要と思われること・注意すべき点がありますか?ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか?

出願手続きではVISAの申請や、留学先との書類のやりとり、予防接種等、時間に余裕を持っておかないと出国までに間に合わない、もしくはぎりぎりになってしまい気持ちが焦ってしまうものが多くあるので、とにかく出来ることは早め早めに始めておくことが大事だと思います。自分なりに工夫をしていたのは、留学関係書類のファイルを作り書類をきちんと整理しておいたことと、必ず提出書類のコピーを予備に取っておいたことです。また予防接種を何本も打つ必要がある場合、各注射を打つ日程の間隔をあけなければならない事もあるので、関連書類が留学先から送られてきてから、すぐに英文書類の記入の対応にも慣れている病院を学校の保健センターから紹介してもらい、計画的に予約をとるようにしました。


Q5. アメリカ留学中、一番困難だった経験はなんでしたか?また、それをどうやって乗り越えましたか? 留学前にもらえれば良かったと思うアドバイスは、何かありますか?

もちろん勉学は大変でしたが、現地学生とのコミュニケーションをとることにもなかなか苦労しました。学校では多くの学生が勉学や各クラブアクティビティーに力を入れていたため、授業が終わったら話しかけるすきもなく、皆それぞれのコミュニティーへ、もしくは図書館へ向かってしまうというのが普通だったので、最初のうちはなかなか現地学生と話すことができませんでした。そこで、まずはルームメイトと仲良くなったので、彼女たちの友達を紹介してもらい、人脈を広げ、他にはとにかくできるだけ多くの課外活動に積極的に参加をしました。例えば、日本の大学でタップダンスサークルに所属していることもあり、本場でのダンスの授業を履修してみたいという思いで、通年0単位ですがダンスの授業を履修ました。そのクラスの時間が私にとっては厳しい勉強の息抜きにもなりましたし、クラスメイトや先生とも非常に仲良くなるよい機会になりました。またその他には日本の文化紹介としてソーラン節の振り付け者を行い現地生徒に教えて一緒に舞台で踊りを披露する、女性の権利について考えるVagina Monologueという有志の演劇に参加する等の活動も行いました。そのように新しいコミュニティーに自ら入り込んでいくことで、多くの新しい人との出会いと絆が生まれたと感じています。


Q6. アメリカ留学という経験から得た事はご自身にとってどのようなことでしたか?

今回のアメリカ留学で経験したことで一番大きかったことは、アメリカの良い点だけでなく、汚点もしっかり見えたということです。かつてのアメリカへの高校留学時にアメリカンヒストリーを勉強し、それ以来興味を持った人種差別問題。今回の南部への留学は私にとって非常に貴重な体験となりました。様々なことにチャレンジをして、多くの友人を作り、英語力を磨いて楽しんだ留学。高校時代の留学ではこれで十分だったのかなと思います。ですが、大学生になった今だからこそ感じられることが今回は多くありました。まだ現在でも目に見える差別の問題や格差問題、アメリカでの宗教観など、今後もっと勉強をしてみたい、と思える課題が多く浮かび上がりました。アメリカの地に行ったからこそ、自ら感じることができたことだと思います。大学での内容の充実した授業からは、多くの知識を新しい角度から学び、身につけることができましたが、それに加えて、日常生活やアメリカの文化面から多く感じ、学び取ることがあった留学生活だったと思います。


Q7. これから留学しようと考えている人へのメッセージをお願いいたします。

留学をしよう、と決断することは決して簡単なことではないと思います。ですが思い切って決断して実際に行くという行動を起こせる、というのは一つの実力だと私は思っています。とにかく考えていても行動に移せなければ意味がありません。留学準備は時間と労力がかかりますし、現地での生活でも苦労することが多くあると思います。ですがこういった努力は、きちんとすればするほど報われると思います。本当に努力した分、自分に良い形でかえってくるので、精一杯努力をしてみて下さい。私の場合は、こんなに多くの壁にぶち当たることが出来るのはこの留学中だけだ、という風に考えて、どんどん高い壁に当たって、どんどん乗り越えて、成長できるだけ成長してやるぞ!という意気込みで留学をしました。このように皆さんも辛い思いをしているときも、その辛さが自分の糧になるという事を是非心に留めておいていただきたいです。そうすればきっと充実した素晴らしい留学生活になると思います。

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☆ 田畑さん ☆

上智大学 文学部 英文学科 3年 在籍しています、田畑さくらです。大学の交換留学プログラムを使い、2011年8月から2012年5月まで、ルイジアナ州ニューオーリンズにある Loyola University New Orleans に留学していました。ニューオーリンズは、クレオール文化の中心地、また、ジャズの発祥地として知られている、ルイジアナ州最大の都市です。市内住民の約半数を黒人が占めており、街中では、様々な人種の人が互いの差異を尊重しながら、生活を送っています。大学では国際交流がとても盛んで、学生中心の国際交流フェアなど、催し物が定期的に行われます。南部特有の人の温かさや、陽気さが、世界各地から集まる交流生の学びたい・何かを共有したい、という気持ちとうまく反応して、とても心地よい環境となっていました。隣接するTulane Universityとの交流も盛んで、たくさんの出会い、機会に恵まれている環境といえます。留学を決意したのは、大学に入学してからすぐのことです。それまで、一度も日本を離れたことがなかったので、「他文化に触れて多様なものの見方を身に着けたい」、といった気持ちから、留学に向けて動き出しました。大学では、宗教、アメリカ文化、言語学、現代アメリカとヴィクトリア朝の文学などを、受講しました。また、趣味でフルートを吹いているので、フルートアンサンブルの授業に聴講といった形で、参加させてもらいました。


Q1. 留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?
 まず、大学内にある国際センターを訪ね、OBOGの先輩方の留学体験談などの資料を読みました。また、インターネット上の大学ランキングサイト、各大学のホームページなどを参照し、大学の周辺環境やからシラバスまで、一校一校情報を集めました。実際に留学を経験された先輩方のお話を聞いたことも、非常に良かったと思います。


Q2. 学校を選ぶ場合に、自分にとって重要であった基準は何ですか?
単一民族国家の日本と、多民族国家アメリカの対比を、学びたいことの一つにおいていたので、様々な人種が共生している地域を選びました。その他の点で考慮したことは、ある程度、一人での行動ができるような都市の大学であること、趣味でやっている楽器を続けたかったので、学生活動団体に音楽団体があることです。


Q3. テスト関係はどのように準備しましたか? (個人的な経験から)高得点を取るための、何か良いアドバイスがありましたらお願いします。
大学の授業では、教授に積極的に連絡を取り、勉強法についてもアドバイスをもらいました。レコーダーを使ってディスカッションを録音し、聞きなおすなど、時間をかけて丁寧に授業の復習を行いました。大学にチューター制度や、ライティングをサポートしてくれるアカデミックセンターがあったので、一週間に3、4回は通っていました。どの教授もチューターの学生も、日頃からとても親身に対応してくれたので、テスト前には余裕があったように感じます。
 
Q4. 出願手続きで特に重要と思われること・注意すべき点がありますか?ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか?
書類に不備がないように、大学側とのやりとりをこまめに行えるとよいと思います。過去の成績表や、保険、財政証明などは書類発行までに時間を要するので、私は、とにかく早めの準備を心がけていました。特に保険については、大学側から提供された保険と、日本で加入できる保険とで、カバー内容に差があったので、いくつかの保険会社に資料請求をして、比較検討しました。


Q5. アメリカ留学中、一番困難だった経験はなんでしたか?また、それをどうやって乗り越えましたか? 留学前にもらえれば良かったと思うアドバイスは、何かありますか?
留学中、私には、「私は留学という機会を活かし切れていないのではないだろうか」という悩みが長く付きまとっていました。留学先には、勉学に励む学生も多くいましたが、勉強は二の次で、娯楽に重きを置く学生なども、もちろんいました。人それぞれ、日々の目標や目的が異なるという環境の中で、留学当初の目的、自身の軸となることを忘れずに生活することは、非常に大切なことだと思います。留学前の決意が固ければ固いほど、私と同じような悩みをもったときに、気持ちを引き締めなおして、邁進し続けることができると思います。


Q6. アメリカ留学という経験から得た事はご自身にとってどのようなことでしたか?
私は、留学生活の中で、自分が日本人であるということに、甘えていた部分があると思います。私から、日本人というアイデンティティを取り除いた時に、残るものが何もないことに気がついたのは、私にとって、非常に重要な事だったと思います。このことに気がついた時から、より能動的に、様々なことに取り組めるようになりました。


Q7. これから留学しようと考えている人へのメッセージをお願いいたします。
留学に対して、不安や希望、様々な気持ちが入り混じっていることと思います。ぜひ、留学前に、ご自身と向き合い、留学の目的を明確になさってください。留学中、どんな困難に出会っても、きっとその目的が、「頑張ろう」という気持ちを後押ししてくれるようになると思います。留学には、予想を超えるほど多くの素敵な出会いが待っていると思います。頑張ってください。皆さんの夢が大成されることを願っています。

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2012年08月21日

☆レポート アメリカ大学・大学院留学説明会(東京:2012年8月20日)

現在、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)では、埼玉発世界行き帰国奨学生向けインターンシッププログラムよりアメリカ留学経験者2名をインターンとして受け入れています。初仕事として、昨日(8月20日)開催いたしましたアメリカ留学説明会の模様を報告してもらいます!

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こんにちは。米国での一年留学を経て、現在、日米教育委員会でインターンシップを行っている田畑と白岩です。

昨日、アメリカ大学・大学院留学を志す方を対象に、各種英語能力試験説明会、及び、実際に留学をされた方の経験談を交えた留学説明会を開催いたしましたので、イベント報告としてブログを更新します。

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◆最初に、各種英語能力試験についてTOEFL、英検(実用英語技能検定)、IELTS、PTE Academicの担当者の方をお招きし、詳細なお話を頂きました。


大学・大学院に出願する際に必要となる、英語能力試験は各種、国際的な語学能力証明として広く認可されていますが、以下の点において違いがあります。
・語学力証明として認可している教育機関
・日本での試験実施回数
・受験方法
・受験料
・所要時間
・試験形態

語学能力に関しては、志望する大学・大学院を選択したら、各大学の入学資格や条件を確認し、自分に合った試験を受験しましょう。渡米前の努力は、きっと留学中の皆さんの生活を豊かにしてくれるはずです。


それぞれの能力試験の最新情報につきましては、下記ウェブサイトをご覧下さい。
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
実用英語技能検定
IELTS
PTE(Pearson Test of English) Academic

◆テストの説明後に、2006年度フルブライターとして留学を経験された甲斐真紀さんをゲストスピーカーとしてお招きし、経験談を伺いました。ここでもいくつかの質問と回答をご紹介したいと思います。


プロフィール
名前:甲斐真紀
留学先:ニューヨーク州立大学大学院
専攻:米文学
現在:明治学院大学米文学講師


司会:どのように大学を選択しましたか?
甲斐さん:私は三つの方法で自分に適している大学を選び出しました。
@ 日本での大学教授の出身校
日本での研究でお世話になった教授の出身校からまずは探しました。
A U.S. news ranking 
どの学校がどの分野で強いかのみでなく、その中でもどの学科が強いかまで調べることが出来るので非常に便利でした。
B 専門分野の本の著者の出身校
教授と同様専門分野の本の著者の出身校もチェックをしました。また、大学のHPを通し自分が気になる大学教授が移動になったりしていないかは事前に必ずチェックをするようにしていました。

☆ ポイント: 大学選びは知名度よりも大学教授や専門分野を調べて選択すべき!


司会:出願準備で大変だったことは何ですか?
甲斐さん:GREの勉強と出願エッセイの作成ですね。GREはとにかく早めに準備を始めて猛勉強することです。また出願エッセイには・・・
@自分がどのような研究を行っているか
A今後どのようにその研究を活かしていきたいか
B日本人留学生としてどのように留学先の大学に貢献できるか
という内容を中心に書きました。(※甲斐さんの場合は自分がアメリカ人ではないからこそ、客観視をして意見を持つことができるということを書かれたそうです。)
※ GREとは・・・大学院留学の際に必要となるテスト。
詳しくはこちら→http://www.ets.org/gre/

☆ ポイント: 出願準備はとにかく早めに!
忘れがちですが、自分が日本人留学生として求められていることや留学先で貢献できることを考えるのも大切!


司会:日本とアメリカのアカデミックな面はどのようなところが大きく違いますか?
甲斐さん:とにかくアメリカの学生は勉強に励みます。月〜金までは授業後に図書館で勉強をする学生が多く見られました。
 また、授業風景からも分かるように講義形式が基本の日本の教育では生徒が教授から知識を"授かる"という概念が強いですが、ディスカッション中心のアメリカの教育では、生徒自身から発信していく、そして自分が大学に貢献していく、という考え方が強いと思います。

☆ ポイント: アメリカの大学では受身でなく自分から発信する姿勢が必要!
課題の量にも心構えをしておくべき!
 

◆ 参加者の皆様より
参加者の皆さんから、「アメリカ留学の概要を掴むことができた」「これからしっかり計画を立てて留学準備を進めていきたい」など、喜ばしいお声を聞くことができました。その中からいくつかご紹介します。

・ 私は英語能力も、留学の仕方もまっさらな状態で来たので、いろいろなことが知れてよかったです。それだけでなくアメリカの雰囲気や目的を明確にする大切さを知れてよかったです。まだ留学は先の予定ですが早めに準備することを心がけたいです。
・大学を知名度で選ばないという指摘にはっとしました。広いアメリカで、インターネットを活用した情報収集の重要性を改めて感じました。また、ディスカッション形式の多さについて伺い、自発的で能動的な学習に努めようと思いを新たにしました。
・アメリカの教育制度・留学までの準備など、なかなか理解しづらい情報が簡潔にまとめられていた。さらに、アメリカで授業を受けるまでになにをすべきか(アカデミックなライティングの練習など)留学してから留学生に求められること等が経験者から聞けてよかった。

◆ 田畑・白岩より
私たちも留学に行く前は大学選びや、出願準備に多くの時間を費やしました。留学の目的や動機をはっきりさせようと自分と向き合い、また語学条件を満たすために数字と向き合い、大変なことも多くありました。ですがこの努力が実りのある経験に結びつきます。留学を志望していらっしゃる方は、説明会等を定期的に開催しておりますので是非足をお運びください!

◆次回のイベントご案内
スペシャルセッション「高校生と保護者のためのアメリカ大学学部留学説明会」
(東京,8月24日)


(EIS)

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アメリカ留学奨学金情報 from EducationUSA Weekly Update No.292

下記、EducationUSA Weekly Update(No. 292 August 20th, 2012)より、奨学金情報のみ抜粋。
※ここに記載されている情報についてはフルブライト・ジャパンが保証するものではなく、また提供されている内容をフルブライト・ジャパンが推薦するものではありません。各奨学金詳細については、各大学・団体にお問い合わせください。

UG: American University Merit-Based Scholarships
American University is a private doctoral institution situated in a residential neighborhood of northwest Washington, D.C.  Their student body is cosmopolitan and globally diverse, with all 50 states, the District of Columbia, and 139 countries represented. Seven percent of undergraduates and 11 percent of graduate students are international. The university's mission is carried out by 798 full-time faculty and 1,525 full-time staff. Ninety-four percent of full-time faculty holds the highest degree in their field. Among 565 adjunct faculty are policy makers, diplomats, journalists, artists, writers, scientists, and business leaders.

American University offers merit-based scholarships for international students. Scholarships are highly competitive and based on a combination of outstanding academic achievement, excellent communication skills in English, leadership, volunteerism, and community service. Scholarships range from U.S. $6,000 to U.S. $27,000 per academic year. These funds are renewable for all four years of study based on successful continued academic performance.
For more information, please visit: http://bit.ly/Selq5P

UG: Texas Wesleyan University International Scholarships
Texas Wesleyan University is a private, affordable university on a safe, small campus near downtown Fort Worth, Texas. With a focus in the liberal arts and sciences, education, and business, Wesleyan is where motivated students prepare for graduate school and leadership in professional careers.

Texas Wesleyan University offers scholarships to international students. Scholarship amounts and requirements vary and are typically renewable for the number of semesters needed to complete the program of study (maximum of 8 semesters). Students must meet the required yearly cumulative grade point average and maintain full-time enrollment.
For more information, please visit: http://bit.ly/SenhHU

UG: Carroll College Academic Merit-Based Scholarships
Carroll College's philosophy is to help students realize what kind of life they can lead. As a Catholic Diocesan college, Carroll College is uniquely positioned to combine the spiritual with the academic, the contemplation with the action. Not only do they encourage students to reflect on their place in the world, but encourage them to act to make the world a better place.

Carroll College offers academic merit-based scholarships to international students. To be considered for an academic merit award, students must submit official SAT or ACT exam results. Transfer students are considered for merit awards based upon eligible transfer coursework from an accredited institution. ESL courses do not factor into transfer GPA calculations for transfer merit awards.
For more information, please visit: http://bit.ly/PerSNb

UG/Grad: The University of Missouri-Kansas City's Chancellor Non-Resident Award
The University of Missouri--Kansas City (UMKC) is a urban public institution founded in 1929. At UMKC, students can choose from more than 120 academic programs and majors, including master's degrees from the H.W. Bloch School of Business & Public Administration and the schools of medicine, computing and engineering, and education.

The University of Missouri - Kansas City offers The Chancellors's Non-Resident Award  to outstanding international undergraduate and graduate applicants who intend to enroll in degree programs in the College of Arts & Sciences, Henry W. Bloch School of Management, Conservatory of Music, and the School of Education and School of Pharmacy each academic year. The Chancellor's Non-Resident Award is a renewable award that will cover the difference between Missouri Resident and Non-Resident fees, without a limit on the number of credit hours taken.
For more information, please visit: http://bit.ly/NpnoiR

UG/Grad/Postgrad: Daemen College Merit-Based Scholarships
Daemen College is a private, nonsectarian, co-educational, comprehensive college in Amherst, New York, chartered to award both undergraduate and graduate level degrees. Daemen College emphasizes practical experience through its many service-learning opportunities, internships, clinical and field experiences, collaborative research with faculty, and study abroad.

Daemen College offers scholarships to international undergraduate and graduate students. Students who complete the entire college application process will have an opportunity to receive a scholarship based on academic performance.  Scholarships range from $1,000 - $8,000 off tuition during the academic year.
For more information, please visit: http://bit.ly/PeqkTD

Grad: University of Bridgeport Merit-Based Scholarships
The University of Bridgeport offers career-oriented undergraduate, graduate and professional degrees and programs for people seeking personal and professional growth. The University promotes academic excellence, personal responsibility, and commitment to service. Distinctive curricula in an international, culturally diverse supportive learning environment prepare graduates for life and leadership in an increasingly interconnected world.

The University of Bridgeport offers scholarships to international students for graduate studies and graduate health sciences studies. There are three award amounts—$3,000, $4,000 and $5,000—that are awarded for the first year of study only, and the amount of the award is determined by a student's academic achievement and test scores. Students must be an applicant for one of the following programs: MBA, East Asian and Pacific Rim Studies, Global Development and Peace, Global Media and Communication Studies,and a master's level program in the School of Engineering. There is no separate scholarship application; students will automatically be considered for a scholarship at the time of admission.
For more information, please visit: http://bit.ly/Qy6zld

Grad/Postgrad: University of Michigan-Flint Ralph M. & Emmalyn E. Freeman Scholarship
Since 1956, the University of Michigan-Flint has embraced the importance of "doing" as fundamental to each student's personal, professional, and academic growth. UM-Flint faculty from over 100 areas of study pour their expertise and creativity into the development of research and service-learning projects that match course curriculum with today's most-pressing issues. Such projects bring learning to life, address community needs, and fulfill students' desires to contribute to "something bigger than themselves."

The University of Michigan-Flint offers the Ralph M. and Emmalyn E. Freeman International Graduate Student Scholarship. Applicants must be admitted to a University of Michigan-Flint graduate program, completed all prerequisite courses, and earned a minimum of twelve (12) hours of graduate credit at the University of Michigan-Flint. Applicants must have a minimum of a 3.5 grade point average as a UM-Flint graduate student.
For more information, please visit: http://bit.ly/R03H4T

end(EIS)

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2012年08月14日

アメリカ留学奨学金情報 from EducationUSA Weekly Update No.291

下記、EducationUSA Weekly Update(No. 291 August 13th, 2012)より、奨学金情報のみ抜粋。
※ここに記載されている情報についてはフルブライト・ジャパンが保証するものではなく、また提供されている内容をフルブライト・ジャパンが推薦するものではありません。各奨学金詳細については、各大学・団体にお問い合わせください。


UG: SEMESTER AT SEA MERIT-BASED SCHOLARSHIPS

Established in 1963, Semester at Sea is the only short term program of its kind in the world. In its nearly 50-year history, Semester at Sea has launched 111 voyages. More than 55,000 individuals representing 1,500 institutions have traveled to over 60 countries since the program's inception. Using a ship as a traveling campus, students, faculty, staff and lecturers live and learn together on diverse and enriching itineraries. SAS has a notable English immersion program and provides an ideal environment for cross-cultural collaboration.

Semester at Sea offers international students scholarships. Scholarships are awarded by the Institute for Shipboard Education to help make the program a reality for all students regardless of financial status. Awards range from $1,000 to $10,000 in the spring and fall and $500 – $5000 in the summer.
For more information, please visit: http://bit.ly/QAd5hE

Facebook: https://www.facebook.com/SemesteratSea
Twitter: http://en.twitter.com/SemesterAtSea
Blog: http://www.semesteratsea.org/news-from-the-helm/
YouTube: http://www.youtube.com/user/SemesteratSeaChannel


UG: CHESTNUT HILL COLLEGE MERIT-BASED SCHOLARSHIPS

Founded in 1924, Chestnut Hill College is a private Catholic-affiliated institution marked by academic excellence and global awareness.  The College welcomes international students and offers a wide variety of rigorous academic programs at the undergraduate and graduate levels.   

The School of Undergraduate Studies at Chestnut Hill College is offering academic scholarships and merit awards for international students ranging from $5,000 - $15,000 annually - a significant portion of the total cost of attendance.
For more information, please visit: http://bit.ly/MYXTsM


UG: MONMOUTH COLLEGE MERIT-BASED TUITION WAIVERS

Monmouth College is a private, selective, residential liberal arts college in the Midwest, offering majors in the natural sciences, social sciences, arts and humanities. Monmouth offers small, seminar-style classes, varied internship and study abroad opportunities, and summer research experiences to thoughtful, intellectually engaged and ambitious students from across the United States and around the world.

Monmouth College offers scholarships to international students with demonstrated records of academic achievement and the promise of future potential. The College's financial assistance ranges from approximately $10,000 per year up to $20,000 per year in the form of tuition waivers for academically distinguished students.
For more information, please visit: http://bit.ly/w2Ehw6

Facebook: https://www.facebook.com/mcscots
Twitter: https://twitter.com/monmouth
Blog: http://blogs.monm.edu/btooley/2012/08/06/financial-aid-for-international-students-at-monmouth-college-a-quick-lesson-in-understanding-how-it-works/
YouTube: http://www.youtube.com/user/monmouthcollege
Other Social Media: https://twitter.com/BKTooley


UG/Grad: EMBRY RIDDLE AERONAUTICAL UNIVERSITY SCHOLARSHIPS

Embry-Riddle Aeronautical University was founded 22 years after the Wright brothers' first flight. The University and its graduates have built an enviable record of achievement in every aspect of aviation and aerospace. The curriculum at Embry-Riddle covers the operation, engineering, research, manufacturing, marketing, and management of modern aircraft and the systems that support them.

Embry-Riddle University offers various scholarships to international students. Scholarship awards vary from $500 to $5,000 and scholarship criteria also varies. Some are very specific and others are very general.
For more information, please visit: http://bit.ly/Njid4x


Grad: THE OHIO STATE UNIVERSITY FISHER COLLEGE OF BUSINESS INTERNATIONAL STUDENT AMBASSADOR SCHOLARSHIPS

The Fisher MBA program at Ohio State produces highly sought-after graduates who populate the ranks of some of the world's best and most exciting companies. They are prepared to make an immediate positive difference for themselves, their employers, their communities, and for the world at large.

The Fisher College of Business offers the International Student Ambassador scholarship. Each year, two incoming international students are selected to work as student ambassadors to the MBA program. Student ambassadors often serve as the first point of contact for prospective Fisher candidates, and they are thought of as the face of the Fisher MBA program.  The role of the ambassador is to help prospective students navigate the admissions process and ease their transition to enrolling at Fisher. The Student Ambassador will work 10 hours per week in exchange for 50 percent tuition and fee waiver and monthly stipend of $715 during the academic year.
For more information, please visit: http://bit.ly/RieM2l

Facebook: https://www.facebook.com/fisherosugpo
Blog: https://fisher.osu.edu/blogs/ftmba-admissions/
 
Postgrad/Postdoc: THE UNITED STATES INSTITUTE FOR PEACE SENIOR FELLOWSHIPS

The United States Institute for Peace (USIP) is an independent, nonpartisan conflict management center created by the United States Congress to prevent and mitigate international conflict without resorting to violence. USIP works to save lives, increase the government's ability to deal with conflicts before they escalate, reduce government costs, and enhance national security.

The United States Institute for Peace is offering The Jennings Randolph (JR) Senior Fellowship Program which provides scholars, policy analysts, policymakers, and other experts with opportunities to spend time in residence at the Institute, reflecting and writing on pressing international peace and security challenges. Senior Fellowships generally last for ten months, starting in October.  Shorter-term fellowships are also available. Fellowships are open to citizens of any country.
For more information, please visit: http://bit.ly/MxXFcm


(EIS)

posted by スタッフ at 09:29| 東京 雨| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

アメリカ留学奨学金情報 from EducationUSA Weekly Update No.290

下記、EducationUSA Weekly Update (No. 290 August 6th, 2012)より、奨学金情報のみ抜粋。
※ここに記載されている情報についてはフルブライト・ジャパンが保証するものではなく、また提供されている内容をフルブライト・ジャパンが推薦するものではありません。各奨学金詳細については、各大学・団体にお問い合わせください。

UG: Montana State University Need-and Merit-Based Scholarships
Montana State University (MSU) offers baccalaureate degrees in 60 fields with many different options, master's degrees in 43 fields, and doctoral degrees in 20 fields. MSU also offers a specialist degree in Education. The College of Nursing offers a Post-Master's Nurse Practitioner certificate as well as a Clinical Nurse Specialist option.

Montan State University offers scholarships to new international students. These scholarships are available to qualified international students, freshmen or transfer, applying to begin their studies either fall or spring semester. Documents required in the international undergraduate application will determine eligibility, and no separate scholarship application is required. Selection is based on previous academic achievement, test scores, potential for success at MSU, and overall fit with the institution and its academic programs.
For more information, please visit: http://bit.ly/nAlEie

UG: Albion College Need- and Merit-Based Scholarships
An independent, coeducational, residential college in south-central Michigan, Albion College is committed to the liberal arts tradition. Founded in 1835 and historically related to the United Methodist Church, the College is dedicated to preserving the values of the past, to serving the needs of the present, and to anticipating the goals of the future.

Albion College offers scholarships to new international students who demonstrate the highest academic potential and bring significant co-curricular interests to our campus will receive the greatest consideration for these awards. In awarding scholarships, Albion College also considers an applicant's financial need upon review of the application, as well as other criteria.
For more information, please visit: http://bit.ly/Qb7bkF

UG: Emporia State University Partial Tuition Waivers
Emporia State University is celebrating its 150th anniversary dedicated to changing students' lives through quality education. A dynamic and progressive student-centered community, Emporia State University helps international students engage in academic excellence, community involvement, and the pursuit of personal and professional fulfillment. The University and its surrounding community offer a unique environment for cultural and academic immersion in the United States.

Emporia State University is now offering partial tuition waivers to international to undergraduate students. The University has made available tuition-waivers of up to $9,000 per year to qualified students who come from underrepresented countries. The partial tuition waiver is calculated based on the out-of-state tuition. The waiver will be awarded to students who are successfully admitted to undertake undergraduate studies at Emporia State University. In addition, the student must be recommended by an EducationUSA adviser. To recommend a student, EducationUSA adviser are asked to use our Recommendation Form (request via email: gbruce@emporia.edu).
For more information, please visit: http://bit.ly/Jenmd1

Facebook: https://www.facebook.com/ESUOIE
Twitter: https://twitter.com/esuOIE
YouTube: http://www.youtube.com/user/emporiastateuniv

Grad: Oklahoma City University International Business Scholarships
Oklahoma City University is a coeducational, urban private university located in Oklahoma City, in the Uptown district. The university is affiliated with the United Methodist Church and offers a wide variety of degrees in the liberal arts, fine arts, sciences and business. More than 60 undergraduate majors, 12 graduate degrees, and the Adult Studies Program for working adults to earn a Bachelor of Science or Bachelor of Arts degree.

Oklahoma City University offers International Business Graduate Scholarships to international students. Scholarship awards are selected at admission only and are for tuition only for Master of Business Administration (MBA), Master of Science in Accounting (MSA), and Master of Science in Computer Science (MSCS). Awards are based on GMAT or GRE scores at the time of admission. Scholarship is renewable only if a 3.00 cumulative graduate GPA is maintained.
For more information, please visit: http://bit.ly/OdtZzu

Grad: University of California Irvine Paul Merage School of Business Fellowships
The Paul Merage School of Business at UC Irvine offers four dynamic MBA programs – plus PhD and undergraduate business degrees – that deliver its thematic approach to business education: sustainable growth through strategic innovation. Graduates have the exceptional ability to help grow their organizations through strategic innovation – supported by analytical decision-making, information technology and collaborative execution, and enhanced by a highly-personalized learning environment. In-class and on-site experiences with real-world business issues give our students the edge needed to help companies compete in today's global economy.

University of California Irvine offers fellowships to international students. Business leadership experience and academic record can qualify recipients to receive financial assistance and help fund their MBA. These merit-based scholarships, called fellowships, are awarded to high-achieving Full Time MBA students. Fellowship recipients receive a financial award applied towards admissions and fees over the course of the Full Time MBA Program, small group dinners and regular personal involvement with the Dean, exclusive invitations to Dean's Leadership Circle Events, a Career Services Strategy & Visioning Workshop, and invitations to exclusive events and dinners with members of the Dean's Advisory Board.
For more information, please visit: http://bit.ly/R9dw1q

Facebook: http://www.facebook.com/UCIrvineMBA
Twitter: https://twitter.com/UCIrvine_MBA
Blog: http://mbaworks.org/
YouTube: http://www.youtube.com/user/UCIrvineMerageSchool

Grad/Postgrad: New York University Hauser Scholars Program
As part of the Hauser Global Law School Program, the Hauser Scholars Program was founded in 1995 at the initiative of alumna Rita Hauser and New York University (NYU) School of Law. Since its inauguration, the Hauser Scholars Program has become the leading initiative pursuing the adaptation of legal education in the United States towards an increasingly global perspective. It reflects the Law School's conviction that the practice of law and legal research has escaped the bounds of any particular jurisdiction and that legal education can no longer ignore the interpenetration of legal systems.

NYU offers scholarships to the finest students from countries across the world. These select individuals are invited to join the NYU School of Law community (either as LL.M. candidates or as Research Scholars) and to share their perspectives and experiences from their own legal systems with the rest of the Law School academic community. The Hauser Scholars are fully funded throughout the year of their studies at NYU School of Law and are integrated intellectually and socially in the events of the Hauser Global Law School Program and NYU School of Law.
For more information, please visit: http://bit.ly/MWUQ0r

end(EIS)

posted by スタッフ at 11:17| 東京 晴れ| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

留学準備に・・・利用した留学情報源は?工夫/努力したことは?

日米教育委員会 留学情報サービスです。今日は「2012年6月に行った渡米前オリエンテーション参加者に行ったアンケート結果の一部をご紹介したいと思います。


渡米前オリエンテーションは、今秋からアメリカの大学・大学院に留学が決定された方を対象に毎年6月に開催しております渡米準備のためのオリエンテーションです。今年は2012年6月7日(木)〜8日(金)に大学学部課程・大学院課程別に二日間にわたって開催いたしました。


参加者の皆さんには、参加に当たって、下記のアンケートを行っております。
-----------------------------
Q1. 留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?
Q2. 学校を選ぶ場合に、自分にとって重要であった基準は何ですか?
Q3. テスト関係はどのように準備しましたか? (個人的な経験から)高得点を取るための、何か良いアドバイスがありましたらお願いします。
Q4. 出願手続きで特に重要と思われること・注意すべき点がありますか?
Q5. 出願エッセイの準備について、(個人的な経験から)アドバイスがありましたらお願いします。
Q6. 推薦状の準備について、(個人的な経験から)アドバイスがありましたらお願いします。
Q7. 留学準備のプロセスの中で、ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか?
-----------------------------

上記の中からQ1とQ7の回答についてご紹介したいと思います。


Q1. 留学準備・大学選択にあたって、どのような情報源から情報収集しましたか?

回答で最も多かったのは・・・ インターネットiモードでした。

続いて多かったのが、留学生/留学経験者の話。


他にあった回答には、
・教授/研究者の話、専門分野の学会 といった専門分野のネットワーク
・交換留学生に多かった回答は 在籍大学の留学/国際交流センター
・書籍
ランキング


インターネットの普及によりアメリカ留学情報の収集方法も大きく変わったように思います。2番目に多かった回答の「留学生/留学経験者の話」も今ではブログなどのSNSを活用されている方も多いと推測いたします。


「留学生/留学経験者の話」に関連して、大学の垣根を越えた日本人留学生/卒業生のネットワーク、米国大学院学生会を情報源とされたと回答されている方もいらっしゃいました。日本人留学生/卒業生のネットワークは他に、USCANJ (大学学部課程)、カガクシャ・ネット(理系大学院)という団体もあります。


情報収集については、下記サイトでご紹介しておりますのでご参照ください。
■ 留学準備スケジュール Step 3 大学選択 2.大学調査方法
http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college11.html#chousa


Q7. 留学準備のプロセスの中で、ご自分なりに工夫、または努力したことはどんなことでしたか?

参加者の皆様=アメリカ大学/大学院留学決定者がどれだけ入学に至るまで努力されたのか、そのプロセスの中でいかに成長されたのかをうかがい知る事が出来るコメントばかりです。もうやだ〜(悲しい顔) 

・一人で考え込まず、いろいろな人のサポートを受けながら進めた。お陰で作業が捗っただけでなく、気持ちの面でも前向きに取り組むことができた。
・合格が決まるまで仕事は辞めないと決めた。仕事を続けながらの留学準備は困難も多い。それでも留学するという意思は揺らがなかった。生半可な決意ではないということを自分でも確認できたことが非常に良かった。
・移動中は、常に英語の暗唱をしていました。
・日本での研究が第一という事で、留学準備に時間をとられて研究が疎かにならないように注意していました 。
・出願からすべて自分で準備することに努めました。(時々留学経験のある英語講師にアドバイスを頂きながら)
・大枠のスケジュールを決めておき毎月進捗を確認した。その他は無理しすぎないようにした。
・わからないことはまず自力で徹底的に調べ、それでもダメならためらわず質問してみること。
・仕事をしながら準備をしたため、短い時間を有効に活用した。
・とにかく自分がどうして留学したいのか、留学してなにを得たいのか時間をかけてしっかり考えた。一貫性のある動機があれば、エッセイも充実したものになるし、モチベーションも持続すると思う。他の留学希望者や過去の派遣者とも協力して、お互いの動機を確認しあったり、日本の大学の学内選考の模擬面接を行ったりした
・積極的にメールで大学側にコンタクトをとったこと。留学先の選定について、いろいろな人にアドバイスをもらい、そこで自分がなぜそこがいいのか説明する訓練をすること。
・英語力を上げるために、iPad を用い、どん欲に英語サイトを読みました。
・交換留学の試験では面接が重要だと聞いていたので、スムーズな英語で丁寧かつ熱意を伝えるよう練習しました。陳腐な言葉になってしまわないように気をつけました。
・徹底的に悩んだことです。悩むといってもただ漠然と悩むのではなく、納得いくまで情報を集めて、優先順位を決めて、何が適しているのかを、順を追って検討していきました。この経験は非常に貴重な経験でした。
・知り合いを通じて、在学生をたくさん紹介してもらった。プログラムを知るためには、在校生とのやり取りが一番わかると感じた。
・留学を既にしていらっしゃる友達からアドバイスをもらう。
・自分なりに情報を集めようと非常に努力したこと。
・アメリカの友達、留学を経験した先輩に話を伺う。スカイプやメールなど、英語でやり取りする機会を積極的に作った。
・準備期間10か月ほどだったので押し所を決めた。実験ができるという事実を作り押した。
・テストのスコアを上げる努力と、たくさんの情報収集
・お金を掛けない!今はインターネットがあるから家にいて自分自身で情報収集から出願までできてしまう。斡旋業者に頼らず、自分で一歩ずつ近づいていくことが面白いと思う。


今、留学準備中の皆様にとっては、上記コメントが励みわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)になるのではないでしょうか?


今回ご紹介した以外の質問に対する回答(Admissions Data)は、日米教育委員会 留学情報サービス 資料室で閲覧可能(コピー不可)ですので、ご利用ください。
■ 資料室 http://www.fulbright.jp/jusec/map.html
   開室時間 月〜金 13:00〜17:00(アドバイザー不在日あり)

end(EIS)

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2012年08月02日

アメリカからの訪問者:Upper Iowa University

2012年7月19日(木)、Special Session「大学学部課程条件付き入学とESL制度」を行いました。
セッションのスピーカーは、Upper Iowa University のDirector of ESL ProgramのSarah Bjorkさん。

アメリカの大学では、英語能力が足りない留学生のために、「(英語の)条件付き入学」(※まず英語研修を受講して英語能力を上げて、それからゆるやかに正規課程へ移行するシステム)を提供している大学があります。Upper Iowa University, Fayatte校(Iowa州)も、(英語の)条件付入学制度を提供しています。

Upper Iowa University, Fayatte校のあるFayatte, Iowaは、中西部で29番目に住みやすいとされる自然豊かな小さな町。
学生総数1200名、教授と学生の割合は14:1と少人数制のこじんまりとしたキャンパスには、約160名の留学生がいるそうです。留学生の出身国は・・・日本、中国、モンゴル、ベネズエラ、フランスなど。 学期制度が少し変わっていて、1 semester= 2 terms x 8 weeksとなっているそうです。

2012-07-19.JPG

特筆すべきは、Fayatte校のgenerousな奨学金ぴかぴか(新しい)
なんと、ESLに通う40名全員が奨学金を支給されてほぼ無料で通っているとのこと(金額で$14,420相当)。
そのため、ESLも40名しか受け入れていないようですが、ESLでこんな破格な奨学金は珍しいのでは?!
学部課程(Undergraduate)でも、年間$17,990相当の奨学金が提供されているそうです。もちろん、選考はあるようです。

残念ながら、この情報はウエブには掲載されていないそうで、もし興味のある方がいらしたら、直接メールで問い合わせてみてください。
International Admissions at Fayatte campus 

(補足情報・・・ Upper Iowa Universityは、全米で17箇所にキャンパスがあり、オンラインコースや軍隊に勤める人たちへの教育の機会も提供しています。)

アメリカは広く、色々な大学が存在するなあと、改めて教えてもらいました。 Sarahさん、ありがとうございました!

end(EIS)

 
posted by スタッフ at 13:57| 東京 晴れ| アメリカ留学関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする