<ゲスト・スピーカー>
上野 真由美 氏
2007年 大学院留学プログラム
(留学先: ハーバード大学大学院ケネディスクール)
この月曜日に朝活第三弾として、
上野真由美氏をお招きいたしました。
開始前には、約30人もの方々が既にお見えになっており、
また前回来てくださった方もいらっしゃったので
当委員会スタッフとしては大変嬉しいスタートを切りました。
開始直後に響いてきた言葉が、
彼女自身が “Practitioner / 実践者であること” でした。
上野氏の核となっていることを冒頭から迷わず直球で
会場に投げかけてくださり、この時点で既に言葉にならずとも
感覚的にメッセージを受け取ったように思えました。
そして、大学卒業後から社会人として駆け出し始めた頃や
厳しい修業時代、留学時代、国際機関のシステムや
勤務経験と多岐にわたり貴重な体験を包み隠さず
話してくださいました。
更に、上野氏はこれから取り組もうとしている事もお話してくださり、
日々の忙しさを言い訳にしない強さを感じ取りました。
常に前を向き、道がなければ道を拓く、
まさにPractitioner の証ではないでしょうか。
また、「Practitionerだった」と過去形にならないのは、
上野氏の「人としての力」と「経験を活かす力」に
答えがある気がいたしました。
ソマリアで勤務されていた頃、住居から3分先の事務所に
移動するだけでも9人の護衛をつけるのが日常だったそうです。
日本では、非日常以外の何物でもありません。
生きていく力、覚悟する力、ゼロから作り出す力、
夢を夢で終わらせず現実に適応させる力、
自分の人生や取り組みを好きになる力、
辛い時や苦しい時に伴う孤独さに耐える力、
更には、正直であること、心に寄り添うこと、希望を持ち続けること。
このようなあらゆる力や人となりが強さとなり、
前へ突き動かしているのではないかと思いました。
『 「線」で常に誰かといる、もしくは誰かがいるとは限らないが、
「点」の出会いがたくさんある』という言葉も大変印象的でした。
心に響く言葉は人によって異なります。
留学目的が漠然としていたり、留学とキャリアをどう結びつけ
活かしていくか悩んでいたら、是非ビデオをご覧ください。
キーワードが沢山散りばめられています。
あなたにとってのキーワードを探してみてください。
この場を借りまして、早朝より貴重なお時間とメッセージを
送ってくださいました上野氏に心よりお礼申し上げます。
次回の朝活は、7月開催予定です。
(スピーカーなどの詳細は、後日お知らせいたします。)
(EDO)